札幌市立幼・小・中の管理職人事　校長　５人減の１０９人異動　園長なし　教頭８人増１４０人

（人事 2020-03-25付）

令和２年度札幌市立小中学校長の人事異動状況（クリックすると拡大表示されます）

　札幌市教委は、４月１日付の市立幼稚園長、小・中学校長、教頭人事異動状況を発表した。小・中学校合わせた異動総数をみると、校長は１０９人、教頭は１４０人。幼稚園長の異動はなかった。

　小・中学校長の異動は前年度より５人少ない１０９人で、異動率は１・５７ポイント減の３７・０７％だった。異動の内訳は、小学校長が３人減の７０人、中学校長が２人減の３９人。異動率は小学校が１・３４ポイント減の３５・５３％、中学校が２・０６ポイント減の４０・２１％だった。

　小学校長の退職等は２９人、中学校長は１６人の計４５人となっている。教頭からの昇任は小学校で２９人、中学校で１４人の計４３人。他機関・行政等からの異動・採用が２人となっている。

　昇任者の年齢は５９歳から５０歳までで平均は５５・３歳となった。

　小学校の統廃合・新設などに伴い、校長職は１ポストの減となっている。

　教頭の異動総数は１４０人で前年度より８人の増。異動率は３・１４ポイント増の４７・１４％となった。

　内訳をみると、小学校は前年度と同じ９０人で異動率は０・４５ポイント増の４５・２３％。中学校は前年度より８人多い５０人で、異動率は８・６ポイント増の５１・０２％。

　教頭昇任は小学校で３５人、中学校で１９人の計５４人。昇任者の年齢は５７歳から４６歳までで平均は５０・６歳となっている。このうち女性の昇任数は小学校で前年度より４人増の１２人、中学校では前年度と同じく３人だった。

　小学校の統廃合・新設に伴い、校長職同様、教頭職も１ポスト減となったほか、これまで市内の１分校への教頭職配置を中学校区分としていたが、次年度から小学校区分へと変更したことで中学校の教頭職を１ポスト減となり、計２ポスト減となっている。

　なお、幼稚園長の異動はなかった。

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令和２年度札幌市立小中学教頭の人事異動状況（クリックすると拡大表示されます）

(人事 2020-03-25付)