市立学校分散登校の在り方　小１・６は週３回　１８日から帯広市教委

（コロナウイルス関連 2020-05-12付）

　【帯広発】帯広市教委は、新型コロナウイルス感染症対策本部を通じて、臨時休業延長にかかわる市内小・中学校および帯広南商業高校の分散型登校の在り方を決定した。１８日から開始し、小学１年と６年が週３回程度、それ以外の学年は週２回程度の登校日を設定。また、中学３年生は週３回、１・２年生は週２回程度、帯広南商業高生は１日おきとした。

　市教委は道教委からの要請を受け、３１日まで市内小・中学校および帯広南商業高の臨時休業を決定。段階的に学校教育活動を再開するため、感染拡大防止策を取りながら、分散登校を実施することを発表した。

　小学校は１日に登校する学年を限定。

　１年生と６年生は週３回程度の登校日を設定し、それ以外の学年は週２日程度とした。

　中学校は、概ね１日おきに登校日を設定。３年生は週３日程度と定め、実施に当たっては４０人程度の１クラスをＡ・Ｂ２グループに分け、空き教室などを利用し、感染防止に配慮した形で行う。

　帯広南商業高については、各学年１日おきの登校日とした。

　全校種において、１８日から午前授業を行い、軽食として児童生徒に牛乳とパンなどを持ち帰らせる。また、２５日からの週は分散登校で通常授業を行う。

　なお、市教委は１４日に予定されている国の緊急事態宣言の見直しなどによって新たな状況が発生する際は、変更が生じるとした。

(コロナウイルス関連 2020-05-12付)