イオンが札幌市の児童クラブに　チョコ等５０００人分　休業中の児童を元気づけ

（コロナウイルス関連 2020-05-15付）

　札幌市子ども未来局は、㈱イオン北海道から寄付を受けた菓子を市内全児童クラブへ配布した。１２日には、山の手児童会館で贈呈式が行われ、児童はオンラインで、山根直樹局長に向けて「お菓子をありがとう」と感謝の気持ちを伝えた。

　市と同社は平成２６年１月、産官相互の連携と協力を基盤に市の一層の発展を目指すまちづくりに向け、さっぽろまちづくりパートナー協定を締結した。

　新型コロナウイルス感染拡大に伴う市立学校一斉休業期間中の子どもたちに対し、市の「元気づけたい」との思いに同社が賛同。市内の児童会館１０７館、ミニ児童会館９２館へチョコレートなど約５０００人分の菓子を寄付することとした。

　うち、山の手児童会館では３４人分の菓子が贈呈されたほか、市内の児童クラブを代表して児童が山根局長へ感謝の手紙を朗読。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、オンラインでの交流とした。

　児童は市と同社からの菓子の贈呈に対して「お菓子をありがとう」などと感謝の気持ちを伝えた。

　同館に通う山の手小学校３年の青柳斗亜君と前田朋春君は菓子の寄付に対し、「とてもうれしい。札幌市とイオン北海道を僕たちも応援していきたい」「早く学校が再開してほしい」などと話していた。

(コロナウイルス関連 2020-05-15付)