特別支援副校長･教頭会２年度事業等　８月 遠隔で研究協議会開催　新会長に真駒内養護・星野氏

（関係団体 2020-06-29付）

　道特別支援学校副校長・教頭会は、令和２年度事業計画、役員などを決めた。事業計画には、８月３日に遠隔会議システムを活用し、夏季研究協議会を開くほか、来年１月８日に札幌市内のホテルライフォート札幌で冬季研究協議会・教育懇談会を開催することなどを盛り込んだ。いずれも今後、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、開催可否を検討していく。役員改選では、新会長に真駒内養護学校の星野健史副校長を選出した。

　本年度の事業計画および役員はつぎのとおり。

【活動の基本方針】

▼道特別支援学校副校長・教頭が互いに協力し、本道の特別支援教育の充実に向けた取組を推進する

▼会の活動を通して、各学校の専門性の向上、人材の育成に資する取組を推進する

▼道教委、道特別支援学校長会と緊密な連携による情報の共有化を行い、各学校の校務の円滑な推進と各地区、各地域における特別支援教育の充実に寄与する

▼会員の福利厚生の充実を図る

【本年度の活動の重点】

▼道教委、道特別支援学校長会等の関係団体と連携し、特別支援教育の充実はもとより、安全・安心な学校づくりに向けた喫緊の諸課題の的確な把握と、解決に向けた具体的な方策および取組を推進する

▼管理職の交代、学校増、複数配置等による会員の増加を踏まえ、組織的、効率的かつ円滑な学校運営を行うための研修を設定し、管理職としての資質の向上を図る

▼情報の収集と多角的な情報発信による広報活動を推進し、会員相互および関係団体と情報の共有を図る

▼管内、障がい種別管理職研修会等について情報収集を行い、本会の効果的運営やスリム化について検討

▼各事業を通して会員相互の親睦と連帯感を深め、相互扶助の体制を一層強化する

【研修部事業計画】

▼活動方針

　すべての幼児児童生徒が、変化と多様性が高まる社会において、自立して生き抜く力や社会参加する力を高め、個性を尊重し共に支え合う心を育むことができる特別支援学校を創るため、副校長および教頭として、必要な指導力、マネジメント力を磨き、学校経営を推進する力の向上を図る。

▽道特別支援学校長会等の関係団体の協力のもと、副校長および教頭の職責を理解し、自らの資質・能力の向上を図る研修を行う

▽特別支援学校における教育課題のほか、学校教育の推進にかかる喫緊の課題について、研究協議を通して改善の方策に迫る

▽会員の職種およびキャリアに応じた研修や教育課題に基づいた研修の充実を図る

▽学校教育や特別支援教育を推進する際の諸課題の解決に必要な情報の共有を図る

▼事業計画

▽夏季研究協議会の開催＝８月３日、遠隔会議システム

▽自主研修＝地区別研修（日程等未定）

▽冬季研究協議会の開催＝３年１月８日、ホテルライフォート札幌

▽課題別、地区別、特別支援学校の区分（障がい種）ごとの研究協議会の開催

【役員】＝敬称略＝

▼会長＝星野健史（真駒内養護副校長）

▼副会長＝佐伯正文（新篠津高等養護副校長）、益満等之（市立札幌みなみの杜高等支援教頭）、北嶋公博（白樺高等養護教頭）

▼事務局長＝仙北谷逸生（札幌あいの里高等支援教頭）

▼監事＝門眞義弘（札幌聾教頭）、中井勝広（札幌市立豊成養護教頭）

(関係団体 2020-06-29付)