道Ｐ連　２年度重点目標等決定　新会長に菊川氏選任　地区研究大会の開催検討

（関係団体 2020-06-29付）

　道ＰＴＡ連合会（＝道Ｐ連）は、令和２年度活動方針等を決定した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、総会を中止し、書面にて決議。新会長に菊川哲平氏を選任した。研修事業では、１０月３～４日に予定していた日本ＰＴＡ道ブロック研究大会函館大会を新型コロナウイルス感染症の影響によって中止。各地区の研究大会および子育て（母親）研修会は各地域で実施するか中止するか検討する。なお、事業については、新型コロナウイルス感染症の拡大状況によって変更となる可能性がある。

　２年度の重点目標、役員等はつぎのとおり。

【基本方針】

▽会員の研修活動の充実を通し、互いに高め合うとともに、家庭教育力の充実を図り、豊かな心をもった子どもの育成に努める

▽本道の教育振興のために、地区ＰＴＡ連合会と緊密な連携を図り、道Ｐ連事業の充実と教育課題の解決に努める

▽家庭・学校・地域そして行政との連携・協働を進め、子どもたちを取り巻く教育・生活環境の改善に努める

【基本目標】

▽保護者と教師が信頼を深め合い、地域や行政との連携協力を強化し、生涯学習社会を推進する、開かれたＰＴＡを目指す。

▽家庭・学校・地域・行政が結び合い、命を大切にし、豊かな人間性とよりよく生きる力を育むＰＴＡの活動を展開する

▽ネット利用も含めた子どもの望ましい生活習慣の定着や自然環境の保護と食育に目を向けた家庭や地域づくりを実践するＰＴＡを目指す

【重点目標】

▼研修活動の充実

▽生涯学習と結び付いたＰＴＡの研修活動の充実に努める

▽ＰＴＡ活動を活性化するための委員会活動や広報活動の充実に努める

▽道ブロック研究大会や地区Ｐ連研究大会など、各種研修会の充実に努める

▼教育環境の充実

▽会員の要望を把握し、教育行政に反映するなどして望ましい教育環境づくりを進める

▽児童生徒の実態の把握に努め、児童生徒を取り巻く生活環境の浄化に努める

▽大人が子どもたちの範となる行動を示し、子どもたちから尊敬される大人となるように努める

▼青少年の健全育成の推進

▽家庭・学校・地域・行政等との連携を強め、家庭および地域の教育力の向上に努める

▽ネット利用を含めた望ましい生活習慣の定着と食事の大切さを伝える活動を推進する

▼人権・人命尊重と安全教育の推進

▽いじめ等の問題解決に積極的に取り組み、人権や生命を尊重する心を育てる

▽家庭・学校・地域・行政が連携協力して、安全確保と事故防止の活動に取り組む

▼委員会活動の活性化

▽委員会活動を通し、各地区の交流を図るとともに、今日的課題の解決に向けた先進的な取組を紹介し、単位ＰＴＡ等の活動の活性化を促すように努める

▽会報やホームページの改良に努め、広報活動の充実を通し、ＰＴＡ活動の活性化に努める

▼ＰＴＡ安全互助会の普及

▽道Ｐ連事業としてのＰＴＡ安全互助会の意義の周知に努め加入促進に努める

【役員】＝敬称略＝

▽会長＝菊川哲平（上川南部Ｐ連・新）

▽副会長＝松枝主範（後志Ｐ連・新）、中尾淳（留萌管内Ｐ連・新）、干山毅（函館市Ｐ連）、金田貴彦（南空知Ｐ連・新）、丸山貴之（十勝管内Ｐ連・新）、後藤一樹（石狩管内Ｐ連）、山村健史（北広島市立北の台小学校長）、加藤秀典（石狩市立花川北中学校長・新）、街道美恵（石狩管内Ｐ連）

▽監査＝大場真美（函館市Ｐ連・新）、半澤彰（胆振東部Ｐ連・新）、榑松正人（十勝管内Ｐ連・新）

(関係団体 2020-06-29付)