札幌丘珠空港“空の日”イベント　コクピットなど見学　４８人が飛行場の役割理解

（札幌市 2020-10-01付）

　９月２０日の「空の日」にちなんで、丘珠空港実行委員会は９月中旬、札幌丘珠空港で「“空の日”イベント！“飛行機に乗って滑走路まで行こう！”」を開いた。市内の小学生４８人が参加。児童は機内設備や空港設備を見学したほか、機内でコクピットを見学するなど、機体や飛行場の役割について知識を深めた。

　空への関心や理解を深めるとともに、空の世界を身近に感じてもらうため、小学生を対象に開催。国土交通省や丘珠空港ビル、㈱北海道エアシステム（ＨＡＣ）からなる丘珠空港実行委員会が初企画した。

　午前１０時、１１時、正午の計３回、各回１６人の定員とし、新型コロナウイルス対策として密を避けるなど、分散して開催した。

　児童は、ＨＡＣの飛行機に搭乗。機体は牽引車で滑走路まで移動し、約２㌔㍍の距離を２０～３０分かけて往復。児童は機内から滑走路のライトアップを見学したほか、実行委員から「ライトが徐々に赤くなるにつれて滑走路の残りの長さが分かるようになっている」などと滑走路のライトの役割について説明を受けた。

　このほか、コクピット内を見学。児童は機内や空港設備を目を輝かせながら見学していた。

(札幌市 2020-10-01付)