白糠町３年度予算案　一貫した教育環境整備　白糠小中統合　幼小連携

（市町村 2021-03-03付）

　【釧路発】白糠町は２月１９日、令和３年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は１７２億５３００万円で、２年度肉付補正後と比較し１６・３％増。うち教育費は８３・５％増の２０億７３０万円となっている。

　白糠小・中学校ほか統合事業における増築工事と中学校改修工事に着手するため、１１億７６７６万円を予算措置した。４年２学期からの供用開始を見込んでいる。

　教育関係の主な事業はつぎのとおり。

▽白糠小中学校ほか統合＝１１億７６７６万円

　一体型校舎において小中一貫教育を推進するとともに、幼小連携した教育・交流を図るための統合校舎に併設。

▽幼児教育サポート＝７４０万円

　幼児教育をサポートする支援員を任用し、幼児期の早い段階から平仮名の読みや簡単な計算の定着を図り、学校の統合と併せてゼロ歳から１５歳までの一貫した教育環境を整備。

▽青少年海外研修＝７９２万円

　中高生が海外で研修することで、国際的な規模で想像する広い視野の醸成など、未来の地域リーダーの育成。

▽白糠高への給食提供無料＝４００万円

　白糠高の魅力化支援として、無料で給食を提供し、公営塾の充実・活性化とともに魅力化を推進。

(市町村 2021-03-03付)