鹿追町　３年度予算案　ICT活用アプリ導入　教育支援カウンセラー配置

（市町村 2021-03-08付）

　【帯広発】鹿追町は２日、令和３年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比５・４％減の６６億３６００万円となった。うち教育費は３１・４％減の４億３６０２万円。大幅な減額は前年度に学童保育所の建設が完了したため。

　新規事業をみると、小・中、高校に配置した生徒用タブレットにICT活用アプリを導入し、教育現場のICT化を推進する。教育支援カウンセラーを町教委に配置し、各校を巡回する。

　継続事業では、町単独採用教諭（少人数学級１人、英語専科２人）を配置。学校給食無償化を継続する。

　教育に関する主な事業はつぎのとおり。

▽スクールカウンセラー＝４２万円

▽教育支援カウンセラー（新規）＝１５１万円

▽ICT活用アプリほか（新規）＝３５６万円

▽小中高一貫教育＝３１３万円

▽小中学校振興協議会補助＝４４６万円

▽鹿追高学校協力会補助（新規）＝７０万円

　学校案内広報媒体作成。

▽鹿追高女子専用下宿管理委託＝３００万円

▽鹿追高生海外派遣＝２８８７万円

▽修学資金貸付＝３１５７万円

▽学校給食運営＝５１９６万円

　給食費無償化継続。

▽町単独教諭採用＝１００１万円

　少人数学級１人、英語専科２人。

▽通明小１００周年記念事業補助金＝１０万円

▽通明小加圧給水ポンプ・鹿追小床暖房用熱交換器修繕（新規）＝３００万円

▽鹿追中屋上防水改修実施設計（新規）＝１５７万円

▽青少年活動推進＝２５６万円

▽健康温水プール用クラウチングスタート台購入（新規）＝１１０万円

(市町村 2021-03-08付)