中川町の３年度予算案　姉妹村に中学生を派遣　小学生対象に各種体験事業展開

（市町村 2021-03-08付）

　【旭川発】中川町は２日、令和３年度予算案を公表した。一般会計は前年度当初比０・７％減の３９億３４００万円。うち、教育費は９・４％減の２億５３０万円。佐久公民館外構補修工事の完了や小学校の複式学級解消などが減額の主な要因。中川村交流派遣事業に３１９万円を計上し、２年度に新型コロナウイルス感染症拡大のため中止となった学年も併せて実施。放課後子ども総合プランに７６２万円を当て、小学生を対象に放課後・土曜日・長期休業中に各種体験事業を実施する。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▽幼児センター運営＝２７２１万円

▽子育て支援＝５７２万円

▽町高校生徒就学支援補助＝５２２万円

　就学年度から３年間、就学費の一部を助成。３年度対象者２４人。

▽中川村交流派遣＝３１９万円

　姉妹町村の長野県中川村に中学生を派遣し、交流と見聞を広める。２年度に感染症拡大のため中止となった学年も併せて実施。中学２・３年生、引率計２３人。

▽学習支援塾運営費補助＝２４２万円

　中川中を会場に放課後等を利用した学習会。１・２年生毎週水曜日、３年生毎週月・木曜日に英語・数学。

▽スクールバス運行＝１７５３万円

▽放課後子ども総合プラン＝７６２万円

　小学生を対象に放課後・土曜日・長期休業中に各種体験事業を実施、中川児童クラブの設置・運営。

▽短歌フェスティバル＝１８３万円

▽ふるさと学習プロジェクト＝１０２万円

▽エコミュージアムセンター管理・運営＝２２１７万円

▽生涯学習センター文化芸術公演＝１７３万円

▽総合型地域スポーツクラブ＝１２２万円

　小学生を対象としたｋｉｄｓプログラムの実施、幼児センター・小学校の体育授業、中学校の部活動への講師派遣など。

(市町村 2021-03-08付)