八雲町　３年度予算案　新規に読解力向上事業　学校給食費を無償化

（市町村 2021-03-08付）

　【函館発】八雲町は２月２５日、令和３年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比５・５％減の１４０億１３２０万円。うち教育費は４５・６％減の６億９０１６万円。学校給食センター改築が終了したことで大幅減となった。

　新規事業では、読解力向上推進事業に１４６万円を計上。児童生徒を対象にしたリーディングスキルテストの実施や教職員を対象にした研修会などを通して、子どもたちの読解力向上を進めていく。

　このほか、旧熊石学校給食センター解体に３９０２万円、児童生徒の給食費を無償化とする子育て世帯支援に４８５７万円を措置した。

　教育関係の主な事業はつぎのとおり。

▽小中一貫型コミュニティ・スクール導入＝４６万円

▽ＡＬＴ配置＝１１６２万円

▽読解力向上推進事業（新規）＝１４６万円

　リーディングスキルテストや研究員による研修会、先進自治体への視察。

▽教員住宅外壁等改修＝７８９万円

▽小・中学校ＩＣＴ教材整備＝３０４万円

▽八雲中大規模改修実施設計＝１０８６万円

▽新八雲町史編さん＝３９１万円

▽旧熊石学校給食センター解体＝３９０２万円

▽子育て世帯支援＝４８５７万円

　児童生徒の給食費を無償化。

(市町村 2021-03-08付)