鷹栖町　３年度予算案　全小中で３５人以下学級　ＡＬＴを２人に増員

（市町村 2021-03-09付）

　【旭川発】鷹栖町は２日、令和３年度予算案を公表した。一般会計は前年度当初比４・８％減の５５億３８００万円。うち教育費は６・６％増の４億５９３５万円となっている。

　新規事業をみると、全小・中学校で３５人以下の少人数学級編制を実施するため、教員１人分の人件費として４３６万円を計上。外国語指導助手（ALT）を２人に増員するため、８２７万円を措置した。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▽小・中学校少人数学級（３５人以下）学級編制実施（新規）＝４３６万円

▽図書司書・学習支援員配置＝小学校１２８９万円、中学校７６７万円

▽北野小職員給湯室・理科室・図工室給水直圧化＝３９６万円

▽外国語指導助手招致（拡充）＝８２７万円

　９月からＪＥＴプログラムを活用して１人増員。

▽学校検診情報データ化、情報還元アプリ提供（新規）＝５４万円

▽スクール・サポート・スタッフ配置（新規）＝２１８万円

▽中学校教師用指導書・教授資料購入＝３２６万円

▽ＧＩＧＡスクールサポーター配置＝１４９万円

　使用マニュアル・ルールの作成、授業補助、研修の実施など。

▽特別支援教育支援員配置＝８２６万円

▽部活動指導員配置＝２７７万円

▽土曜学習「がんばるど」＝１２万円

▽コミュニティ・スクール運営＝１０６万円

▽鷹栖高入学者への準備金支給＝４００万円

▽鷹栖高資格取得、クロスカントリースキー部への補助など＝９０万円

▽鷹栖町産給食の日など＝１２３万円

▽英語検定検定料補助（新規）＝１８万円

▽姉妹都市友好訪問団の派遣・受入＝４２２万円

▽小学生国内交流＝８１万円

▽官民連携教育プログラム開発＝３２５万円

▽高校生プロジェクト、わくわくチャレンジ合宿等の開催＝７９万円

▽図書室の開室日拡充＝５３３万円

▽ジョギングフェスティバル、スノーフェスティバル等の開催支援（拡充）＝２９０万円

▽運動習慣化プログラム（新規）＝４１５万円

▽全国ラジオ体操会開催（新規）＝１５３万円

▽総合型地域スポーツクラブ設立準備（新規）＝６０万円

　４年度中の立ち上げを目指し、設立準備委員会の設置・開催、研修会やスポーツ体験会の実施、学校や少年団と連携した授業・部活動等における子どもの体力向上支援策の検討。

▽圧雪車更新（新規）＝３３５５万円

▽メロディーホール自主文化事業開催＝１６００万円

▽子育て支援センター運営＝６０８万円

▽認定こども園施設型給付費等支援＝１億２１９８万円

▽就学前の子どもの食材料費助成＝４２２万円

▽放課後児童クラブへの活動支援＝２４７０万円

▽鷹栖高・町民対象介護職員初任者研修開催（拡充）＝１６９万円

▽新１年生への交通安全ランドセル配布＝３５万円

(市町村 2021-03-09付)