支援員配置し学力向上　秩父別町　３年度予算案

（市町村 2021-03-15付）

　【岩見沢発】秩父別町は１日、令和３年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比５・２％減の総額３３億５７９４万円。うち教育費は１４・８％減の２億２０２６万円。ベルパークちっぷべつ整備の完了によって減額となった。

　新規事業として、子育て支援・移住定住ＰＲに１５４万円を計上。町の子育て支援策や移住定住に対する取組をＰＲする。

　継続事業では、小・中学校学習支援員配置に６９６万円を配分。教科担任等と連携して学力向上を図る。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▽子育て支援・移住定住ＰＲ（新規）＝１５４万円

　グルメフェス等を開催し、町の子育て支援策や移住定住に対する取組をＰＲ。

▽子育て支援水道料金助成＝５１５万円

　高校生までの子どもを養育する家庭に対し、水道料金基本料金相当分を助成。

▽乳幼児等医療費助成＝６９２万円

　高校生までの医療費の無料化。

▽外国語指導助手配置＝４６６万円

▽ＩＣＴ支援員＝１３９万円

　ＩＣＴ支援員の派遣指導による校内実技研修によって、ＩＣＴを活用した教育の推進を図る。

▽小・中学校学習支援員配置＝６９６万円

　教科担任等と連携して学力向上を図る。

▽小学校電子黒板機能付プロジェクター導入＝１４７万円

　２台の導入によって全学年への整備を完了し、様々な教育活動に応用できるよう努める。

▽学社融合（新規）＝２０万円

　つばめの教室を新たに実施。

▽ふれあいプラザ屋根・壁塗装（新規）＝２８７５万円

▽キュービックコネクション落下防止ネット設置（新規）＝１９４万円

▽こども未来基金創設（新規）

　子どもの自主性を引き出すための基金として創設し、学校と協議を重ねながら具体的な事業化に向けて検討。

(市町村 2021-03-15付)