小学校に防犯ブザー　札幌市教委　市内企業に感謝状

（札幌市 2021-03-24付）

感謝状を手にする片岡取締役

　札幌市教委は１７日、ＳＴＶ北２条ビルで、厚別区内の小学校に防犯ブザーなどを寄贈した㈱スコレーに対する感謝状贈呈式を行った。長谷川雅英教育長が片岡和希取締役に感謝状を贈呈。片岡取締役は「今後も支援を続けていきたい」と話した。

　スコレーは、札幌市内６店舗、江別市内２店舗、岩見沢市内２店舗でマクドナルドの店舗を経営している。地域社会貢献の一環として、平成１７年から江別市内、２４年から厚別区内の小学校に防犯ブザーを寄贈している。

　今回は経営店舗が位置する厚別区内で、小野幌小学校、ひばりが丘小学校、信濃小学校、もみじの丘小学校、もみじの森小学校、新札幌わかば小学校、共栄小学校の計７校に防犯ブザー４９０個、消毒液（４・５㍑）１４本を寄贈。コロナ禍における感染症対策の重要性を考慮し、本年度から消毒液の寄贈を追加した。

　この日、スコレーの片岡取締役と上田圭祐営業部長が市教委を訪問。小田原史佳生涯学習部長の同席のもと、長谷川教育長から感謝状を受け取った。

　長谷川教育長は消毒液の寄贈にふれ、「今後も気を引き締めて感染症対策を続けていく」と述べ、謝意を示した。

　片岡取締役は「地域貢献を目的に活動を続けてきたため、感謝状をいただきありがたく思っている。今後もできる限りの支援を続けていきたい」と話した。

(札幌市 2021-03-24付)