旭川市小学校長会　３年度総会・研修会　道小旭川大会へ実行委　役員改選　橋本会長を再任

（関係団体 2021-04-13付）

会員５３人が出席した

　【旭川発】旭川市小学校長会は８日、市内の上川教育研修センターで令和３年度総会・研修会を開いた。役員改選では、朝日小学校長の橋本彰会長を再任。３年度活動計画では、ＩＣＴ環境の整備と効果的な活用や、教職員の服務規律の徹底、４年度の道小学校長会旭川大会に向けた準備委員会・実行委員会の立ち上げなどに取り組むことを確認した。

　会員５３人が出席。新型コロナウイルス感染症対策のため、時間短縮などの対応をとって開催した。

　開会式の冒頭、橋本会長があいさつ。本年度も市教委などの関係機関と連携し、コロナ対応などに取り組んでいくことを確認した。

　学力の向上・定着に向けては、今の子どもたちが将来“コロナ世代”とネガティブに表現されないよう「学校としての責務を果たさなければならない」とし、校長自らが客観的データに基づいたマネジメントを実践するよう呼びかけた。

　ＧＩＧＡスクール構想の実現については、「学校内・学校間格差を生じないよう、情報共有して進ちょく状況をしっかり確かめながらマネジメントしてほしい」と呼びかけた。

　議事では、２年度の会務報告や収支決算報告を承認したあと、３年度の活動計画や予算について審議。

　３年度の活動計画では、「次代を展望し、学校改善を確かに実現する校長会」のもと、①生きる力を確実に育む創意と活力のある学校経営の推進②信頼と秩序に基づく調和のとれた学校経営の推進③会員の協働意識を高める組織強化と福利厚生の充実―の３点を重点に掲げた。

　特に、①については、主体的・対話的で深い学びの実現やＩＣＴ環境の整備と効果的な活用、②については教職員の服務規律徹底と働き方改革の推進、③については４年度の道小旭川大会準備委員会・実行委員会の立ち上げなどに取り組むことを確認した。

　役員改選では、橋本会長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。　　　　＝敬称略＝

▽会長＝橋本彰（朝日小）

▽副会長＝倉本格克（西御料地小・新）、大垣秀彦（千代田小・新）

▽監査＝真坂和義（啓明小）、高田敏也（東五条小・新）

▽事務局長＝石前聖香（日章小）

▽会計＝浅野智子（西神楽小・新）

(関係団体 2021-04-13付)