帯広市校長会が３年度総会　新会長に帯広小・早川氏　１１月１８日に学校経営研

（関係団体 2021-04-13付）

帯広市校長会・早川新会長

　【帯広発】帯広市校長会は９日、市役所で令和３年度総会を開いた。２年度の活動経過報告、３年度事業計画などについて審議したほか、役員を改選。帯広小学校の早川一之校長が新会長に選出され、「新型コロナウイルス感染症対策を徹底しながら、令和の日本型学校教育の構築に向けて、校長会一丸となって進んでいきたい」と呼びかけた。

　転入・採用校長の歓迎セレモニーを実施。花束贈呈のあと、新会員がそれぞれ意気込みを語った。

　引き続き、総会を開催。はじめに、鈴木義秋副会長があいさつ。２年度は新型コロナウイルス感染症対策を万全に行いながら、会員の協力と理解もあって大規模感染もなく１年間を終えられたことに感謝した。

　令和時代の日本型学校教育の構築に向けて「互いに言葉をかけ合い、最適解を導き出す校長会であってほしい」と呼びかけた。

　つぎに、帯広市教委の池原佳一教育長が来賓あいさつ。学校経営は予測困難な時代の真っただ中にあるとし、そうした中、市内小・中学校の教育のかじ取りを担う校長に謝意を示した。

　子どもが将来なりたい職業に教職員がランクインしていることについて、臨時休業や新型コロナ対応の中で、子どもたちに寄り添って教育活動を展開した結果とし、「教育公務員としての誇りと情熱を胸に、日々の活動を展開していってほしい」と期待した。

　議事に移り、２年度の活動経過や会計決算、監査報告を承認したあと、３年度の事業計画や会計予算について審議。事業計画では、１０月８日に学校経営法制研究会、１１月１８日には学校経営研究協議会を開催することを確認した。

　役員改選では帯広小の早川校長を会長に選出。早川新会長は「新型コロナ対策を徹底しながら、令和の日本型教育の構築に向けて、校長会一丸となって進んでいきたい」と述べた。

　本年度の役員はつぎのとおり。　＝敬称略＝

▼帯広市校長会

▽会長＝早川一之（帯広小・新）

▽副会長＝藤崎禎人（帯広第二中・新）

▽事務局長＝伊賀真美（明星小・新）

▽事務局次長＝能登貴英（帯広第一中・新）

▽理事＝上坂寛（東小・新）、春山俊裕（帯広第四中・新）

▼帯広市小学校長会

▽会長＝早川一之（帯広小・新）

▽副会長＝上坂寛（東小・新）

▽事務局長＝伊賀真美（明星小・新）

▼帯広市中学校長会

▽会長＝藤崎禎人（帯広第二中・新）

▽副会長＝春山俊裕（帯広第四中・新）

▽事務局長＝能登貴英（帯広第一中・新）

(関係団体 2021-04-13付)