道高校長協会　第１回理事研究協議会　教員１人１台端末不可欠　ＢＹＯＤ実施を前に廣田会長

（関係団体 2021-04-15付）

各学校をオンラインでつないで開催

　道高校長協会（廣田定憲会長）は１３日、第１回理事研究協議会をオンラインで開催した。本年度の活動方針や５月１１日に開催予定の令和３年度総会・前期研修会、文教施策に関する要望書の作成などに関する内容について協議した。

　札幌市内の道第２水産ビルをメーン会場に、各学校をオンラインでつないで開催した。

　開会式の冒頭、廣田会長があいさつ。道教委が令和４年度の１年生から年次進行でＢＹＯＤ（個人保有端末の持ち込み・使用）を実施するとしたことを受け、「実施までに様々な難題が待ち受けている。生徒１人１台端末に先立ち、指導する教員の１人１台端末も必要不可欠である」と述べ、引き続き、ICT教育環境の整備を要望していく姿勢を示した。

　昨年１２月、道教委と同協会などが連名で作成した高校生向けリーフレット『感染リスクが高まる“５つの場面”』の活用を呼びかけ、各校が足並みをそろえて感染防止に努めていくことをあらためて求めた。

　また、パワハラについては、現在、世間から厳しい目が向けられている現状にあることを強調し、「パワハラは根絶しなければいけない。各部会、支部内の様々な機会を通して声をかけてほしい」と求めた。

　このあと協議に移り、５月１１日にホテルライフォート札幌を会場に開催予定の３年度総会・前期研修会や、文教施策に関する要望書、３年度の活動方針などについて話し合った。

(関係団体 2021-04-15付)