旭川市中学校長会　３年度総会・研修会　新会長に神居中・林氏　コロナ　心のケアなど充実を

（関係団体 2021-04-13付）

会員２７人が出席した

　【旭川発】旭川市中学校長会は８日、市内の上川教育研修センターで令和３年度総会・研修会を開いた。会員２７人が出席し、３年度運営方針や予算などを審議。基本姿勢「知恵を結集し、さらに、前へ」のもと、様々な教育課題に取り組んでいくことを確認した。役員改選では、新会長に神居中学校の林欽一校長を選出した。

　新型コロナウイルス感染症対策のため、時間短縮などの対応をとって開催した。

　開会式の冒頭、事務局長として林校長があいさつ。前年度の大きな課題としてコロナ禍の対応や教職員の服務規律徹底などを取り上げ、「会員の知恵を結集し、チーム校長会として共に前進することができた」と振り返るとともに、本年度の会の推進に当たりさらなる理解と協力を求めた。

　議事では、２年度の業務について事務局や研究部、厚生部、広報部をはじめとする各部や各ブロックからの報告のほか、収支決算報告を承認。続いて、３年度の運営方針や会計予算について協議した。

　運営方針では、基本理念「信頼される中学校教育の創造」、基本姿勢「知恵を結集し、さらに、前へ」のもと、重点に①創意と活力ある学校づくりの推進②信頼される開かれた学校づくりの推進③生徒指導上の諸課題の解決④校長の資質・能力の向上⑤関係機関・団体との連携と組織強化―の５点を提示。

　特に本年度は、新型コロナウイルス感染症の影響等による生徒の心のケアや教育相談の充実、新学習指導要領の円滑な実施、ＩＣＴの活用、教職員の服務規律の徹底、地域学校協働活動に向けた体制づくりなどに取り組んでいくことを確認した。

　役員改選では、新会長に神居中の林校長を選出。林会長は「皆さんの力添えや知恵を借りながら、様々な課題を乗り越えていきたい」と述べた。

　本年度の役員はつぎのとおり。　　　　＝敬称略＝

▽会長＝林欽一（神居中・新）

▽副会長＝山川俊巳（嵐山小中・新）、佐藤哲雄（愛宕中・新）

▽事務局長＝工藤亘（明星中・新）

▽会計委員＝岩瀬一弘（東明中・新）

▽監査＝岡﨑良昭（神居東中）、神林宏行（西神楽中・新）

この記事の他の写真

旭川市中学校長会・林新会長

(関係団体 2021-04-13付)