留萌管内小中学校長会第４７回総会研修会　新会長に留萌中・長尾氏　８月　小平で教育研究協議会

（関係団体 2021-04-20付）

留萌管内小中学校長会・長尾新会長

　【留萌発】留萌管内小中学校長会は１４日、留萌市中央公民館で第４７回総会研修会を開いた。８月に小平町で第６９回教育研究協議会を、９月に苫前町で第５５回留萌地区教育経営研究会を開催するなど、令和３年度の業務計画を決定。役員改選では、新会長に留萌市立留萌中学校の長尾真校長を選任した。

　研修会では、留萌教育局の俵英生教育支援課長が「リーダーの在り方についての一考察～メンバーが生きるチームづくり」と題して講話。リーダーの役割として、「目標達成のためのビジョンを示す」「人材育成」「環境整備」などを挙げたほか、よいチームのメリットとして「仕事の効率・成果向上」「充実感」「やりがい」などと説明した。

　よいチームをつくるため、「メンバーに役割を自覚させる」「目標や方針、課題の共有」「意思疎通を円滑にする」などポイントを提示。トップダウンやボトムアップなど、リーダーシップの在り方についても解説した。

　総会では、２年度業務・会計決算報告を承認したあと、３年度の運営の方針および活動の重点を決定。運営の方針に「校長の使命と責任を自覚し、自らの識見を高める研修の充実と情報の共有を図る」など４点、活動の重点に「教育改革を具現化する学校経営に努める」「教職員の待遇改善に努める」など５点を掲げた。

　業務計画では、８月３日に小平町で第６９回教育研究協議会を、９月２７日に苫前町で第５５回留萌地区教育経営研究会を開催することを確認。会報『留萌』を４回発行することとした。

　役員改選では、新会長に留萌中の長尾校長を選任した。長尾新会長は教育情勢の変化にふれ「従来の教育観をアップデートし、変化を取り込み、変化を生かして未来社会に生きる子どもたちを確かに育て上げなければいけない」と話し、会として結束しながら取組を進めることの重要性を強調した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝すべて新任、敬称略＝

▽会長＝長尾真（留萌市留萌中）

▽副会長＝藤田智哉（増毛町増毛中）

▽事務局長＝石田正樹（留萌市留萌小）

▽事務局次長＝早坂康（留萌市東光小）

▽会計＝村井亨（小平町鬼鹿小）

▽監査＝明田豊（苫前町苫前中）、山田閑子（天塩町天塩小）

(関係団体 2021-04-20付)