上川へき地・複式教育研究連盟が総会　１１月に教育実践発表会　役員改選　温泉委員長再任

（関係団体 2021-05-07付）

コロナ感染対策のため規模を縮小し開催

　【旭川発】上川へき地・複式教育研究連盟は４月２３日、旭川市内の勤労者福祉会館で令和３年度総会を開いた。新型コロナウイルス感染症対策のため開催規模を縮小し、３５人が出席。事業計画などを協議し、９・１１月に３地区で研究大会を開催することなどを確認した。役員改選では、温泉敏委員長を再任した。

　開会に当たり、温泉委員長があいさつ。前年度はコロナ禍で様々な事業を中止した中、地区研を開催することができたことを振り返るとともに、令和６年、７年に行われる道へき地・複式教育研究連盟全道大会のプレ大会、本大会について各地区での周知と理解を求めた。

　議事では、２年度の事務局・研修部・事業部・経営部活動報告や会計決算報告などを承認したあと、本年度の各部活動計画、会計予算について審議。

　活動計画では、１１月８日に旭川市内で教育実践発表会を行うほか、９月１４日に当麻町立宇園別小学校で中部地区研究大会、１１月１８日に士別市立糸魚小学校で北部地区研究大会、１１月２６日に南富良野町立南富良野小学校で南部地区研究大会を開催することを確認した。

　また、４年１月１４日に旭川市内で経営研修会を開催することを盛り込んだ。

　役員改選では、温泉委員長を再任。温泉委員長は「コロナ禍で様々な課題がある中、子どもたちの学びを確実に進められるよう、できることを一つずつ進めていきたい」と決意を新たにした。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝全員校長、敬称略＝

▽顧問＝遠藤友文（東川町東川第二小）

▽委員長＝温泉敏（剣淵町剣淵小）

▽副委員長＝加藤聖（北部地区・士別市糸魚小・新）、加藤信彦（中部地区・当麻町宇園別小・新）、尾崎雄一（南部地区・南富良野町南富良野小・新）

▽運営委員＝武田聡（旭川市江丹別小中・新）、橋早智子（東川町東川第三小）

▽事務局長＝森広明（士別市多寄小・新）

(関係団体 2021-05-07付)