上教研が総会　オンライン開催　９・１０月、３地区で大会　役員改選　鈴木会長を再任

（関係団体 2021-05-07付）

Ｚｏｏｍで各校にオンライン配信した

　【旭川発】上川管内教育研究会（＝上教研）は４月２３日、オンラインで令和３年度定期総会を開いた。上川教育研修センターを拠点に各校をつないで実施し、会場・オンライン合わせて約４０人が出席。事業計画では、９・１０月に３地区でオンラインによる地区研究大会を開催することなどを確認した。役員改選では、鈴木薫会長を再任した。

　開会あいさつで鈴木会長は、個別最適な学びや協働的な学びが求められる中、これまでの経験や先入観からつくられる思考パターン“マインドセット”の転換や、“ＲＩＤＥ　ＯＮ　ＴＩＭＥ（時流に乗る）”の必要性を強調。「一人の百歩前進より、百人の一歩前進」を目指し、管内の教職員の前進に貢献できるよう、新たな視点で取り組んでいく考えを示した。

　議事では、２年度事業報告、決算報告などを承認したあと、３年度事業計画、予算などを審議。

　３年度は、引き続き管内研究テーマ「北国に生き、未来を切り拓く子どもの育成」のもと、形態を工夫しながら少しずつ研究活動を進めていくことを確認した。

　地区研究大会は、９月２９日に北部地区、３０日に中部地区、１０月５日に南部地区で、感染症対策のためオンラインによる開催を計画。それぞれ午後から各地区５会場程度で行い、ライブ配信・事前に録画した授業動画などによる授業研究や講演会などを実施することを提案した。

　役員改選では、鈴木会長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝全員校長、敬称略＝

▽会長＝鈴木薫（美瑛町美瑛中）

▽副会長＝菊池茂樹（北部地区・中川町中川中）、赤澤静恵（中部地区・鷹栖町鷹栖小・新）、桑原啓成（南部地区・富良野市扇山小・新）

▽監査＝伊端俊紀（上川町上川小・新）、井上隆一（占冠村占冠中央小・新）

▽事務局長＝三浦秀也（比布町比布中）

(関係団体 2021-05-07付)