道研連総会　３年度事業計画など決定　８月２７日に研究大会　新委員長は道研・波岸所長

（関係団体 2021-05-10付）

波岸克泰新委員長

　道教育研究所連盟（＝道研連）は４月２７日、オンラインで令和３年度総会を開いた。第７６回道教育研究所連盟研究発表大会（後志大会）兼第６３回全国教育研究所連盟道地区研究発表大会を８月２７日にオンライン開催することなどを決定。役員改選では、新委員長に道立教育研究所の波岸克泰所長を選任した。

　加盟機関の所長２２人のほか、事務局員が出席。２年度事業計画など報告事項のほか、道立教育研究所連盟規約の改正、３年度事業計画、道教育研究所連盟役員などを協議した。

　３年度の活動方針は、①研究・研修事業の内容の工夫改善、充実②加盟機関相互、諸関係機関・団体および全国教育研究所連盟事務局との連携・協力の強化③加盟機関の活動状況の紹介および研究成果等の普及を積極的に行う―の３点。

　事業計画では、７月３０日に夏季所員研修会を開催。１１月には、冬季所員研修会を予定している。

　８月２７日には、第７６回道教育研究所連盟研究発表大会（後志大会）兼第６３回全国教育研究所連盟道地区研究発表大会をオンライン開催する。例年、総会後に行っていた所長研修会は、分科会の一つとして行う。

　第１７次共同研究は、研究主題「学びに向かう力の育成に向けた指導と評価の在り方」（２～４年度）のもと、２年次目がスタート。学びに向かう力の育成に向けた学習指導と、主体的に学習に取り組む態度を見取る学習評価について研究を進める。推進委員会はオンラインで年３回開く。

　役員改選では、新委員長に道研の波岸所長を選出。波岸新委員長は「各連盟機関と一体となって、本道の教職員を支援する方策を互いに提案し合いながら事業を推進していきたい」と抱負を述べた。

　本年度の役員はつぎのとおり。　　　　＝敬称略＝

▽委員長＝波岸克泰（道立教育研究所長・新）

▽副委員長＝長谷川誠（後志教育研修センター所長）、山田洋（十勝教育研究所長・新）、三戸部文彦（札幌市教育センター所長・新）

▽会計監査＝高橋秀明（江別市教育研究所長・新）、砂川昌之（岩見沢市立教育研究所長・新）、中島正人（小樽市教育研究所長・新）

(関係団体 2021-05-10付)