道中理が常任理事会・事務局総会等　１１月５日に釧路大会　生徒に学ぶ喜びを　再任の荒島会長

（関係団体 2021-05-20付）

オンラインで開催

　道中学校理科教育研究会（＝道中理、荒島晋会長）は８日、令和３年度常任理事会・理事会・事務局総会をオンライン開催した。事業計画では、１１月５日に道中理釧路大会の開催を決定。新型コロナウイルス感染症の影響の少ない開催方法を検討する。役員改選では、荒島会長の再任を決定した。

　新型コロナウイルス感染拡大防止のためにオンライン開催とし、主会場となるホテルライフォート札幌に１６人が参加して提案・運営。各地区の代表ら１１人がオンラインで参加した。

　開会に当たり荒島会長は、GIGAスクール構想の開始によってICTの活用が加速する中、観察、実験、実習など五感を研ぎ澄ました学習活動や、自らの手でふれ、動かす学びの大切さを指摘。「どのような状況でも学ぶことの喜びを覚え、理科を楽しみにしている生徒たちのため、研鑚を怠らずにともに手を携え、研修と実践に取り組んでいきたい」と述べた。

　本年度の事業計画では、前年度から延期となっている道中理釧路大会を１１月５日に釧路市立桜が丘中学校で開催する方針を決定。実施に当たっては、感染症の影響に配慮した方法を検討する。

　研究活動では、平成２６年度から取り組んできた研究主題「自然と人間との調和をめざし、未来を創造する力を育む理科教育」の８年次として、来年度のまとめに向けて研究を深化。道中理札幌大会に向けた準備を進める。

　本年度役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝荒島晋（札幌市幌東中校長）

▽副会長＝山川俊巳（旭川市嵐山中校長・新）、木村雅彦（函館市五稜郭中校長）、青木悟（釧路市桜が丘中校長）、髙橋伸充（札幌市西岡北中校長）、熊谷誠二（札幌市山鼻中校長）、伊藤直（札幌市栄町中校長）

▽会計監査＝長内康志（札幌市宮の丘中校長）、正岡宏樹（札幌市西野中校長・新）

▽事務局長＝古川恵美子（札幌市山鼻中教頭）

(関係団体 2021-05-20付)