留寿都村４年度予算案　教員用端末５０台を更新　高・大奨学生の支援拡充

（市町村 2022-03-02付）

　【小樽発】留寿都村は２月２５日、４年度予算案を発表した。一般会計総額は前年度肉付補正後と比べ、０・７％減の２９億２７７３万円。うち教育費は１７・４％減の３億６８５７万円で、構成比は１２・５％となっている。

　主な事業をみると、ウィンドウズライセンスの保守期間満了に伴う小・中・高の教員用端末５０台の更新にかかる校務系学校情報システム機器購入費として１３５４万円を計上。また、奨学金給付事業に５８９万円を充て、大学生等奨学生への月額を増額するほか、新たに高校生等奨学生向けの制度を拡充する。

　主な教育関連事業はつぎのとおり。

▽校務系学校情報システム機器購入（新規）＝１３５４万円―小・中・高教員用の端末５０台の更新

▽教職員公住建替＝５５９０万円

▽子育て支援保育料等助成＝３４６万円

▽出産祝贈呈・出産祝品贈呈（新規）＝１０１万円

▽在宅障がい児施設通所交通費助成事業扶助＝１６万円

▽子育て支援奨学金給付＝５８９万円―給付型奨学金制度の拡充

▽子ども医療費助成＝６４７万円

▽学校給食費助成＝３２６万円

▽中学校体育・文化活動後援事業補助＝２０２万円

▽スポーツ活動奨励事業補助＝６０４万円

▽留寿都高生徒通学費扶助＝１６１万円

▽対外競技事業補助＝２２０万円

(市町村 2022-03-02付)