新ひだか町４年度予算案　骨格　適応指導教室開設など　静内高・静農高通学支援も

（市町村 2022-03-01付）

　【苫小牧発】新ひだか町は２月２４日、４年度予算案を発表した。４月に町長選を控えた骨格編成。一般会計は前年度当初比０・７％増の１５７億１２００万円。うち教育費は４・０％減の１１億５１００万円となった。

　教育関連の主要事業をみると、教育指導事業に２１００万円を措置。特別支援教育支援員の配置、学校適応指導教室の開設を進める。

　また、高校就学支援として静内高校・静内農業高校への通学定期券支給を継続する。

　主要事業はつぎのとおり。

▽教育指導＝２０８１万円―特別支援教育支援員の配置、学校適応指導教室の開設

▽学校保健＝６２７万円―ピロリ菌検査、尿検査ほか

▽高校就学支援＝１０８１万円―静内高・静内農業高への通学定期券支給

▽学校閉校＝８８万円―学校再編による閉校経費（山手小、東静内小）

▽学校管理＝１億７８０３万円―小・中学校管理、真沼津川改修補償による山手小グラウンドフェンス移転

▽就学援助＝１９０５万円―児童生徒就学扶助（学用品、学校給食など）

▽教育用備品整備＝９６９万円

▽社会教育＝１１６８万円―生涯学習講座、子ども文化教室など

▽保健体育＝１０３３万円―スポーツ教室開催、体育団体活動助成

(市町村 2022-03-01付)