本別町４年度予算案　国際理解教育を充実　本別高海外研修支援など

（市町村 2022-03-04付）

　【帯広発】本別町は２月２４日、４年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比１・５％減の７１億７６４４万円。教育費には１・５％増の５億８３４６万円を計上した。

　新規事業をみると、小・中学校における３５人学級の導入に４７１万円を措置。少人数学級によるきめ細かな教育を推進するための独自施策として、中学校に教諭１人を配置する。

　また、こども英語チャレンジ事業に５９０万円、英語教諭および英語指導助手の配置に４３６万円、本別高校の海外研修支援に１０５３万円を計上し、国際理解教育の充実を図る。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▽こども英語チャレンジ＝５９０万円―就学前教育・保育施設に、英語を母国語とする外国人講師を派遣

▽英語教諭・英語指導助手の配置＝４３６万円

▽町内小・中学校における３５人学級の導入（新規）＝４７１万円

▽ＧＩＧＡスクール構想の推進充実（新規）＝６４３万円―小・中学校の教員用端末７９台を整備

▽多子世帯に対する給食費の無料化＝１４１万円

▽本別高校の教育を考える会補助金＝３７４６万円

▽静山研修センターの解体にかかる事前調査と実施設計（新規）＝３８３万円

▽公民館施設備品更新＝３１３万円

▽スポーツ施設の整備（新規）＝６５０万円

(市町村 2022-03-04付)