当別町４年度予算案　学校施設で感染症対策　網戸設置やトイレ洋式化

（市町村 2022-03-04付）

　当別町は１日、４年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比１０％減の１３５億６７５５万円となった。うち教育費は４８・２%減の１５億１２４２万円。学校校舎の大規模建設事業が一段落したため減額となった。一般会計に占める構成比は１１・１%となっている。

　主な新規事業として、西当別小学校・中学校の感染症対策事業に４２４０万円を充てた。新型コロナウイルス対策のため換気を行えるよう網戸を設置するほか、児童玄関を改修する。また、ウイルスの飛沫防止のため一部のトイレを洋式化する。

　平成元年に設置し老朽化が著しい総合体育館の防水改修工事に１億２８１８万円を計上。放課後児童クラブ「当別町子どもプレイハウス」の運営業務を４年度から民間へ委託するのに伴い、３４４４万円を充てた。

　このほか、４月に開校する小中一体型義務教育学校とうべつ学園のグラウンド整備などに７億８３６５万円を措置した。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▽西当別小・中感染症対策（新規）＝４２４０万円

▽総合体育館屋上防水改修（新規）＝１億２８１８万円

▽子どもプレイハウス運営（新規）＝３４４４万円

▽一体型義務教育学校建設＝７億８３６５万円―継続費

▽学校給食センター施設改修＝３０８７万円

▽小中一貫教育推進＝１０７３万円

▽学校給食費管理運営＝５２６５万円

▽教育情報システム運用＝２０８５万円

▽学校・家庭・地域連携協力推進＝３５２万円

▽読書活動推進＝８２８万円

▽社会体育施設等指定管理＝４６９３万円

▽保育所等におけるICT化推進（新規）＝９２万円

▽保育士等確保対策就労支援給付金（新規）＝９０万円

(市町村 2022-03-04付)