平取町４年度予算案　中高生対象に学習塾　１６人配置し学校指導体制強化

（市町村 2022-03-04付）

　【苫小牧発】平取町は２月２５日、４年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比６％増の７３億６００万円。うち教育費は１７・７％増の５億６３００万円となった。町有バス購入や中央公民館音響設備更新など新規事業を盛り込んだため２割弱の増額となった。

　教育関連の主な事業をみると、中高生を対象とした学習塾運営に３２００万円を措置。学校指導体制強化には３４００万円を計上し教員２人・講師１人・特別支援教育支援員１３人を配置する。

　主な事業はつぎのとおり。

▽町民との協働のまちづくり・青少年提案型＝３０万円―平取高対象

▽バチラー保育園整備＝２億８７２１万円―民間保育所整備費補助

▽学習塾運営＝３２５０万円

▽アイヌ文化教育推進＝３３０万円

▽アイヌ文化体験学習＝６１万円

▽図書館整備・アイヌ関連図書＝３５０万円

▽平取高教育振興＝８９１万円―制服購入費補助、見学旅行参加費補助、資格検定料・通学費補助など

▽ふるさと親子留学支援＝７２万円

▽学校指導体制強化＝３３９２万円―指導体制強化教員２人・講師１人配置、特別支援教育支援員小学校１１人・中学校２人配置

▽児童生徒通学支援＝５１１５万円

▽学校教材備品等整備＝１１２４万円―校務用パソコン管理、教材備品、社会科副読本更新（新規）

▽放課後子ども教室開催＝８１９万円

▽中央公民館音響設備更新（新規）＝１２００万円

▽振内カーリング場屋根改修（新規）＝８６０万円

▽学校給食運営＝６５５２万円―運営、無償化、厨房機器など

(市町村 2022-03-04付)