士幌町４年度予算案　骨格　貸出用端末３０台整備　長期休業や臨休時に

（市町村 2022-03-09付）

　【帯広発】士幌町は１日、４年度予算案を発表した。２０日に町長選を控えた骨格編成で、一般会計は前年度当初比５・１％減の６７億８７００万円。教育費には９・０％減の１０億３６８０万円を計上した。

　新規事業をみると、ポケットワイファイ端末貸出に１０８万円を措置。ネットワーク環境未整備の家庭に貸し出すためのポケットワイファイ端末約３０台を整備。長期休業中や新型コロナウイルス感染症による臨時休業時の貸与を計画している。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▼教育・スポーツ振興

▽光回線設備新設（新規）＝１５０万円―上居辺小の光回線設備を新設

▽ポケットワイファイ端末貸出（新規）＝１０８万円

▽少人数学級教員、特別支援員等配置＝６０７９万円

▽デジタル教科書＝１５０万円

▽主要５教科補助教材費の公費負担化＝３６１万円

▽各種検定受検料助成＝１１９万円

▽総合研修センターエアコン設置（新規）＝９００万円

▽れいわパークゴルフ場網設置（新規）＝５０万円

▽フィットネス＝３０５万円

▽生涯学習用教材・機器整備＝２７５万円

▽サタデースクール＝４２０万円

▽高校、加工研修施設エアコン設置（新規）＝５００万円

▽農業先進技術活用実践学習等の実施＝４３１万円

▽士幌高就学費等助成＝１５２万円

▽ＧＧＡＰ認証＝１４１万円

▽北海道ＨＡＣＣＰ認証取得＝６９万円

▽士幌高通学バス等自主運行＝３４２３万円

▼福祉・保健・子育て

▽学校給食費子育て支援助成＝７００万円

▽子ども交流センター・学童保育所の運営＝２７９９万円

▽乳幼児等医療費助成＝２２４３万円

▽へき地保育所地域運営＝１６６０万円

▽中士幌児童ステーション委託・助成＝６８６６万円

(市町村 2022-03-09付)