オホーツク管内校長会 ４年度総会　会長に北見北中・緒方氏　８月１９日に第５０回研究大会

（関係団体 2022-04-15付）

　【網走発】オホーツク管内校長会は８日、網走セントラルホテルで４年度総会を開いた。８月に第５０回教育研究大会を開催するなどの事業計画を決定。役員改選では、会長に北見市立北中学校の緒方隆人校長を選出した。

　冒頭、片桐聡会長があいさつ。

　新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない状況など様々な教育課題に触れながら、どのような環境や条件の中でも、現状に満足せず、より高い目標を追いかける“攻めの姿勢”で学校経営に取り組む重要性を強調。「今、このようなときだからこそ、管内１８市町村校長会１２１人の会員が知恵を出し合い、工夫を凝らして一体となって連闘していくことで、管内教育の課題解決や学校改善への地道な一歩を踏み出していきたい」と意気込んだ。

　来賓あいさつに立ったオホーツク教育局の野上義秀局長は、人材育成を重視した学校経営を要請。「質の高い教育活動を維持していくという観点から、一番といっても過言ではないほど重要なことだと考える」と述べた。

　また「今、校長に求められていることは、教育への高い識見と崇高な教育理念。子どもへの愛情を持ち、複雑化・多様化する学校の諸課題の解決に向け、明確な経営ビジョンを示すトップリーダーとしての姿。今後とも学校経営の最高責任者としての力強いリーダーシップをいかんなく発揮してほしい」と呼びかけた。

　議事に移り、４年度の活動方針や事業計画などについて審議。

　活動方針には「自らの使命を自覚し、創意ある展望・計画のもと、指導力を発揮して、学校経営の活性化と教職員の資質・能力の向上等に努め、能動的で活力ある学校づくりに全力で取り組む」などの内容を示した。

　また、活動の重点には「愛情と信頼に基づく、活力ある学校経営の推進に努める」など８点を掲げた。

　事業計画では、８月１９日に北見市内のホテル黒部で第５０回教育研究大会を開催。２ヵ年目となる研究主題「未来を切り拓き、ともに生きるよりよい社会を創り出す　日本人を育てる学校教育の推進～オホーツクの大地に誇りと愛着をもち、ともに未来を拓き社会を創造する子どもを育む学校経営の推進」のもと、講演や分科会などを行う。

　役員改選では、会長に緒方校長を選出。緒方新会長は「管内で一つになって、チームオホーツク校長会としての取組を行っていきたい」と抱負を述べた。

　本年度の役員はつぎのとおり。　　　　＝敬称略＝

▽会長＝緒方隆人（北見市北中）―新

▽副会長＝信田雅守（遠軽町生田原小）―新、高橋龍彦（網走市第四中）―新

▽監査委員＝平野真奈美（清里町清里小）―新、塩満義史（紋別市渚滑中）―新

▽事務局長＝徳増秀隆（網走市第一中）―新

▽事務局次長＝天野昌明（北見市小泉小）、河村一恵（網走市白鳥台小）、伊井俊明（北見市北光小）―新、平田和史（北見市小泉中）

▽会計＝宮崎浩（北見市おんねゆ学園）―新

(関係団体 2022-04-15付)