北道研が本部理事会　新会長に荒川芳央氏(宮の森中校長)　１１月根室・中標津大会成功へ

（関係団体 2022-04-14付）

荒川新会長

　道道徳教育研究会（北道研）は９日、４年度本部理事会をオンラインで開催した。本年度活動方針では、１１月１０日から１１日に中標津町で開く第５７回根室・中標津大会の成功に向けて、着実に準備を進めることなどを申し合わせた。役員改選では、新会長に札幌市立宮の森中学校の荒川芳央校長を選出。荒川新会長は「根室・中標津大会および５年度の全国大会函館大会の成功に向け、力を尽くしたい」と決意を示した。

　冒頭、荒井亮子会長があいさつに立ち、前年度の研究大会胆振・伊達大会およびことし２月の学習会が成功裏に終わったことを報告するとともに、コロナ禍での開催に向けて尽力した会員に感謝の意を表した。ことし１１月に中標津町で開く第５７回根室・中標津大会、５年度に函館市で予定している全国大会に言及し「本道の実践を発表し、意見をいただく良い機会。函館の関係者をしっかりと支えながら準備を進めていきたい」と述べた。

　３年度活動報告、決算報告に続き、４年度活動方針および各部活動計画を審議。活動方針では、研究主題「主体的に学び合う児童・生徒の育成」のもと、第５７回根室・中標津大会の成功に向けた全面的な支援、５年度全国大会に向けた準備を進めることを申し合わせた。

　このあと、第５７回根室・中標津大会の概要を報告。５分科会のテーマを①道徳教育の指導計画と評価②道徳科の指導と評価③道徳科と他の教育活動との関連④道徳科における教材の選択と活用⑤今日的な課題・地域性等を生かした道徳教育―と設定し、小・中それぞれで提言する方針を確認した。

　役員改選では、新会長に宮の森中の荒川校長を選出。荒川新会長は「コロナ禍においても歩みを止めることなく進んできた研究のさらなる深化を求め、根室・中標津大会および全国大会函館大会の成功に向け、力を尽くしたい」と呼びかけた。

　本年度役員はつぎのとおり。

＝全て校長、敬称略＝

▽会長＝荒川芳央（札幌市宮の森中）―新

▽副会長＝谷村靖志（根室市柏陵中）―新、三上寛晃（札幌市厚別北中）―新、荒井亮子（札幌市琴似小）―新、美田学秀（札幌市元町中）―新

▽事務局長＝田村明人（札幌市富丘小）―新

▽監査＝富川浩（札幌市柏中）

(関係団体 2022-04-14付)