古平町４年度教育行政執行方針　小・中英語で　デジタル教科書　　子の第三の居場所を整備

（市町村 2022-05-12付）

三浦教育長

　【小樽発】古平町教委の三浦史洋教育長は４年度教育行政執行方針において、本年度から小・中学校で英語のデジタル教科書を導入する方針を示した。また子ども第三の居場所の整備推進や漢字検定、英語検定の検定料の助成などを行っていく。

　執行方針の概要はつぎのとおり。

▼学校教育の推進について

▽漢字検定および英語検定の検定料助成

　漢字検定と英語検定について、各１回分の検定料を助成する。

▽無線ＬＡＮ環境の拡充

　コロナ禍におけるオンライン授業等に対応するため、特別教室などにも無線ＬＡＮの環境を整備する。

▽学習用デジタル教科書の活用

　本年度は小・中学校で英語のデジタル教科書を導入し、小・中学校が連携した取組や外国語指導助手を効果的に活用しながら、外国語のコミュニケーション能力の育成を図る。

▽校務支援システムの導入

　小学校と中学校に配備する。

▼学校給食について

　地元食材を提供することで地域の産業や伝統食文化に関心を持たせるとともに、地域への愛着につなげて食を支える方々への感謝の気持ちを育む。

▼生涯教育、スポーツの推進

▽子ども第三の居場所の整備

　公設の放課後児童クラブとして少年教育推進の観点から建設整備。Ｂ＆Ｇ財団「子ども第三の居場所」開設事業助成金を申請して、事業展開を進める。

▼町図書館の開設

　あらゆる年代の「生涯学習の拠点」としての機能と、「憩いの場」としての機能を兼ね備えた施設づくりを基本コンセプトに掲げ、５月に開設する。貸出図書や雑誌の充実を図り、ホームページでの情報提供や、机やイス、ロッキングチェア等の整備、新聞の記事検索サービスの提供や、目や耳の不自由な方でも本を楽しめるサービスの検討、図書館イベントの実施など、様々なサービス展開を実施していく。

(市町村 2022-05-12付)