木古内町　５年度予算案　中学生が給食献立開発　ドローンサッカー行事も

（市町村 2023-02-28付）

　 【函館発】木古内町は２４日、５年度予算案を発表した。一般会計の総額は前年度比５・４％減の４０億４４９６万円。うち教育費には６・９％増の２億７８１０万円を計上した。新規事業をみると、社会教育事業の一環としてドローンサッカーの体験イベントを企画。食育推進事業では、中学生が夏季休業期間中に地元の食材を活用した献立開発を行い、小・中学校の給食で提供する新しい試みを行う。

　教育関係の主な事業はつぎのとおり。

▼学校教育

▽他自治体所在高校通学支援＝１１４万円

▽特別支援教育支援員配置＝７３５万円

▽外国語指導助手（ＡＬＴ）配置＝５４２万円

▽各部活動・大会参加支援事業（小・中学校）＝２３０万円

▽ＩＣＴ教育支援＝２２４万円

▽小・中学校入学お祝い事業＝２０６万円

▽中学校体育館屋根改修（新規）＝４０５０万円

▽小・中学校校務支援システム導入（新規）＝１１７万円

▽小・中学校教師用パソコン更新（新規）＝７５５万円

▽教育総合推進中期計画策定（新規）＝６９万円

▽食育推進（新規）＝６６万円―中学生が夏季休業期間中に地域の海産物や農産物を活用したレシピを開発し、町内小・中学校の給食で提供する

▼社会教育

▽地域力創造アドバイザー活用（教育セミナー）＝（新規）７９万円

▽図書システム導入（新規）＝２７２万円

▽ドローン体験（新規）＝３０万円―休日にドローンサッカーを行うイベントを企画し、地域住民がドローンに触れるきっかけづくりとする

(市町村 2023-02-28付)