本別町５年度予算案　小３校エアコン２２台　少人数学級へ教員配置

（市町村 2023-03-03付）

　【帯広発】本別町は２月２７日、５年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比１・９％減の７０億３８８６万円。教育費は２３・８％増の７億２２４８万円で、小学校エアコン設置事業、静山研修センターの解体が増額の主な要因となっている。

　新規事業をみると、小学校エアコン設置事業に４０８１万円を計上し、本別中央小学校に１０台、勇足小学校に８台、仙美里小学校に４台を設置する予定。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▽こども英語チャレンジ＝５７４万円

　就学前教育・保育施設に、英語を母国語とする外国人講師を派遣する。

▽英語教諭・英語指導助手の配置＝４４５万円

▽本別高校の教育を考える会補助金・海外研修支援＝１１６７万円

　本別高生のオーストラリア・ミッチェルへの海外研修派遣事業を実施する。

▽地域子ども・子育て支援＝４８５４万円

▽就学前教育・保育施設給食費助成＝４２６万円

▽保育補助者雇用強化＝３４１万円

▽施設型給付費の支給＝１億２１４２万円

▽乳幼児等医療費助成＝１６８５万円

　高校卒業までの全ての子どもに医療費助成を行う。

▽町内小・中学校における３５人学級の導入＝９１５万円

　４年度から継続する独自施策で、５年度は中学校に教諭２人を配置し、きめ細かな教育を推進する。

▽多子世帯に対する給食費の無料化＝１２６万円

▽学校給食費の負担軽減＝２２９万円

▽本別高校の教育を考える会補助金＝３６６７万円

▽小学校エアコン設置（新規）＝４０８１万円

▽静山研修センターの解体（新規）＝８９５７万円

▽公民館施設修繕（新規）＝２８９万円

▽本のまち夢づくり講演会の開催＝３７万円

▽図書館「ちきさんコレクション」＝２９万円

▽「総合型地域スポーツクラブ」の調査研究＝２５万円

　総合型地域スポーツクラブの設置に向けた調査研究を継続する。

(市町村 2023-03-03付)