清水町５年度予算案　郷土学習充実へ支援員　給食費負担軽減も

（市町村 2023-03-03付）

　【帯広発】清水町は２月２７日、５年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比１・５％減の８４億９３００万円。教育費には０・４％増の８億６５３８万円を計上した。新規事業をみると、郷土学習支援員任用事業に３６６万円を措置し、郷土史教育の充実を図る。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▼健やかで笑顔あふれるまち

▽子ども医療費無料化＝２１００万円

　１８歳以下の入院・通院費用を無料化。

▼学びから生きる力を育むまち

▽教育費保護者負担軽減＝７８５万円

▽高校生タブレット購入支援＝２６１万円

▽コンピュータ教育推進＝７６８万円

▽要保護・準要保護児童生徒就学奨励＝１０２４万円

▽奨学金貸付支援＝２８１４万円

▽清水高振興会助成＝９５０万円

▽特別支援教育＝１１５０万円

　特別支援教育支援員３人を配置する。

▽小・中学校備品整備＝９１３万円

▽小学校施設整備＝２１０万円

▽中学校施設整備＝２５３万円

▽郷土学習支援員任用（新規）＝３６６万円

▽図書館資料整備＝３２０万円

▽図書館クラウドシステム運用＝１４６万円

▽少年スポーツ奨励＝１１６万円

▽小中学生スポーツ活動等送迎＝３５１万円

▽アイスアリーナ施設整備＝１８５万円

▽給食費負担軽減（拡充）＝７５１万円

　物価高騰等による影響を町費で負担する。

▽給食センター設備等整備＝１９０９万円

(市町村 2023-03-03付)