秩父別町５年度予算案〈骨格〉　義務教育学校設計費を計上　小学校新入生の端末購入

（市町村 2023-03-06付）

　【岩見沢発】秩父別町は１日、５年度予算案を発表した。２月末に町長選を終えた直後のため骨格予算編成となっており、一般会計の総額は前年度当初比８・９％減の３３億４７７５万円。このうち教育費は３４・７％増の３億２９８７万円で、構成比は９・８％となっている。

　主要事業をみると、施設一体型の小中一貫校として統合し、８年４月の開設を予定している義務教育学校について、実施設計費を計上するとともに、６年度からの建設作業に必要なルートを確保するために旧秩父別高校格技場の解体経費を措置した。

　学校教育関係では、前年度から開設した放課後学習塾の継続、スクールバスの運行、学習支援員の設置および小学校の新入学児童に対するタブレット端末の購入に関する経費を計上している。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり。

▽乳幼児等医療費助成＝８００万円

▽出産・子育て伴走型相談支援（新規）＝１４９万円

▽学習塾運営管理＝１６２６万円

▽外国語指導助手配置＝４７０万円

▽義務教育学校増築実施設計（新規）＝６８８６万円

▽小・中学校学習支援員配置＝７３０万円

▽小学校タブレット端末＝１２１万円

▽旧秩父別高格技場解体（新規）＝３３２６万円

(市町村 2023-03-06付)