道教委　ウェルビーイング実現へ　１９日からオンラインで　障がい者の学び支援講座

（道・道教委 2023-10-13付）

　道教委は、１９日からオンラインで障がい者の学びの支援入門講座を開催する。文部科学省委託事業「障害者の生涯学習支援体制構築モデル事業」の一環で初めて実施するもの。現代的な意義、持続的な学びと余暇活動の充実、地域と連携したウェルビーイングの実現に向けて研修を深める。　

　有識者による講義や実践紹介等を通して、障がい者の学びを支える学習支援者やボランティア等の学びに関する基本的な視点や考え方について理解を深めることがねらい。全５回の実施を予定しており、１回目の講座「障害者の生涯学習の現代的な意義」は既にオンデマンドで配信している。

　各講座の日程および内容はつぎのとおり。

▼オンデマンド受講

▽講義「障害者の生涯学習の現代的な意義」＝コミュニティワーク研究実践センター理事、北大名誉教授・宮崎隆志氏

▽説明「国や道の動向について～道教委による調査研究の結果を受けて」＝道教委社会教育課

▼１０月１９日

▽講義「持続的な学びと余暇活動充実の重要性」＝道教育大札幌校教授・安井友康氏

▽実践紹介「障害者の生涯学習の実際①」＝いっしょにね＝文化祭実行委員会事務局長・杉澤洋輝氏、札幌ノースウィンド代表・岩﨑圭介氏

▼１０月２６日

▽講義「地域との連携によるウェルビーイングの実現」＝父親ネットワーク北海道事務局長、道文教大教授・吉岡亜希子氏

▽実践紹介「障害者の生涯学習の実際②」＝各教育局社会教育指導班

▼１１月２日

▽講義「ニーズを踏まえた事業実施に向けて」＝道医療大教授・志水幸氏

▽実践紹介「当事者が参画する取組の実施に当たって」＝医療法人稲生会学びのディレクター・松井翔惟氏

▼１１月９日

▽講義・演習「障害者の生涯学習支援のあり方について」＝コミュニティワーク研究実践センター理事、北大名誉教授・宮崎隆志氏

(道・道教委 2023-10-13付)