下川町６年度予算案　給食費最大２割を支援　教員住宅建て替えも

（市町村 2024-03-07付）

　【旭川発】下川町は２月２９日、６年度予算案を発表した。一般会計は前年度肉付け補正後と比較して０・２％減の５６億１４００万円。このうち教育費は教員住宅の建て替え等があることから３４・３％増の５億３０６６万円となった。

　主な事業として、学校給食共同調理場管理運営に２５８２万円を措置。食品等の価格高騰の影響によって上昇した給食費を最大２０％支援する。

　また、学校教員住宅整備に１億３０００万円を充て、老朽化した教員住宅の建て替えを実施する。

　教育関係の主な事業はつぎのとおり。

▼学校教育

▽学校給食共同調理場管理運営＝２５８２万円―給食費のうち、最大２０％を支援

▽下川商業高入学促進＝１０７３万円―入学準備金として１人当たり１２万円を支援

▽下川商業高部活動支援＝２７０万円

▽多目的宿泊交流施設管理＝１５２１万円

▽語学指導＝４６１万円

▽就学援助＝２３１万円

▽学校教材費等助成＝９３万円―小学校は学校教材費の半分、中学校はジャージー１着の費用の半分を支援

▽小・中学校施設等管理＝５７７２万円

▽学校教員住宅整備＝１億３０００万円

▽特別支援教育＝２２５９万円

▽ウイークエンドスクール＝２６１万円―小学３年生～中学３年生までが対象

▽部活動支援＝１４７万円

▽コミュニティ・スクール、地域学校協働活動＝１３３１万円

▽ＧＩＧＡスクール構想＝３６６万円―ＩＣＴ支援員を配置する

▽森林環境教育＝５６７万円

▼生涯学習

▽未来人材育成＝９３０万円―居場所づくりコーディネーター配置など

▽図書室運営＝１１３０万円

▽児童室運営＝１２０２万円

▽公民館・町民会館管理運営＝４６５７万円

▽放課後子ども教室キッズスクール＝４００万円

▽青少年育成支援＝４６８万円―スポーツ少年団活動費支援など

▼社会保障

▽医療給付＝２０７９万円―医療費無償化の対象を高校生までに引き上げなど

▽子どもすこやか予防接種＝６３万円―１８歳以下が受けるインフルエンザワクチンの費用を２割負担

(市町村 2024-03-07付)