道教委 不登校対策推進へ 6年度から担当部署強化 学校・関係機関連携(道議会 2024-03-15付)
道教委は6年度、不登校対策の担当部署を強化する機構改正を計画している。次年度からスタートするHOKKAIDO不登校対策プランの実効性を確保するため、学校、フリースクール、地域、関係機関との連携や、家庭への支援を強化する。13日の1定道議会予算特別委員会の板谷よしひさ委員(自民党・道民会議)の質問で明らかにした。
倉本博史教育長は、6年度からスタートする不登校対策推進プランを着実な推進を図るため、不登校に関する有識者会議や道教育推進会議において計画の進捗状況の検証、評価・改善を行っていく考えを示し「道内の先進的な取組事例を積極的に発信しながら“不登校によって学びにアクセスできない子どもをゼロ”にする不登校対策の一層の充実に危機感を持って取り組んでいく」と答弁した。
(道議会 2024-03-15付)
その他の記事( 道議会)
1定道議会予算特別委員会(15日)教養検査を免除 論文で適性判断 社会人採用選考
15日の1定道議会予算特別委員会では社会人経験者の教員採用選考が取り上げられた。 道教委は6年度に実施する教員採用選考検査において、民間企業等で一定期間以上の勤務経験がある人を対象とす...(2024-03-19) 全て読む
次年度 講座開設など新施策 生涯学習基本構想見直し 不登校等学び保障へ道教委
道教委は、不登校や外国人の児童生徒の学びを保障するため、道生涯学習推進基本構想の見直しに着手する。義務教育未修了者の学び直しのため、6年度から生涯学習推進センターで新講座を開設するほか、学...(2024-03-19) 全て読む
1定道議会予算特別委員会(15日)人材育成モデル 道内関係校に周知 室蘭の産学連携
15日の1定道議会予算特別委員会では、産業教育の充実が取り上げられた。 倉本教育長は、2月8日、室蘭工業高校と地域の建設業協会が連携協定を締結したことを受け、産学連携の取組を広く全道の...(2024-03-19) 全て読む
1定道議会予算特別委員会(3月13日) 窓枠型の簡易空調 パネル設置等対応 学校の暑さ対策
道立学校における簡易型空調機器の整備状況が取り上げられた。 道教委の今村隆之健康・体育課長は、教室・寄宿舎に設置する簡易型空調機器約6500台のうち約4400台を3月末まで、残る約21...(2024-03-18) 全て読む
1定道議会予算特別委員会(13日) 民間企業支援体制 新たな体制を構築 部活動地域移行
部活動の地域移行が取り上げられた。 昨年12月現在、学校、保護者、地域住民等を対象に説明会を開催した自治体は81市町村、教育委員会、スポーツ・文化芸術団体、学校、保護者等で構成する協議...(2024-03-18) 全て読む
1定道議会一般質問(3月6日)バス運賃値上げ 負担軽減事例紹介 物価高騰対策
教育活動における物価高騰等対策が取り上げられた。 燃油価格の上昇に伴い昨年秋からバス事業者等の運賃が上昇。修学旅行やスキー学習など校外学習の教育活動の見直しにも影響を与えている。 ...(2024-03-08) 全て読む
1定道議会一般質問(3月6日)規範意識向上へ 連携で啓発活動 非行防止対策
少年の非行防止対策が取り上げられた。 道警の発表によると、道内における令和5年の非行少年は3年連続で増加し、前年から1・3倍の1375人となった。 道警の鈴木信弘本部長は、SNSを...(2024-03-08) 全て読む
道議会一般質問(5日) 学びの多様化学校 市町村の設置促進
5日の道議会一般質問で、学びの多様化学校が取り上げられた。 道教委の倉本博史教育長は、児童生徒の実態に即した柔軟な指導・支援によって、基礎学力の定着、社会性の育成、自己肯定感の向上など...(2024-03-07) 全て読む
道議会一般質問(5日) 教育課程編成手引 差別撤廃事例掲載へ
人権教育が取り上げられた。 倉本教育長は、高校の公共、政治・経済の各教科でハンセン病問題を題材に扱い社会の様々な分野における差別撤廃の努力を指導していること、一部の高校では道主催のセミ...(2024-03-07) 全て読む
1定道議会一般質問(4日) 高校入試出願手続 電子化へ検討開始
道教委の倉本博史教育長は4日の1定道議会一般質問で、高校入試における出願手続きの電子化に向けた検討を開始する考えを示した。今後他県の取組を情報収集するとともに、道内関係市町村教委と検討する...(2024-03-06) 全て読む