次年度 講座開設など新施策 生涯学習基本構想見直し 不登校等学び保障へ道教委（道議会 2024-03-19付）
道教委は、不登校や外国人の児童生徒の学びを保障するため、道生涯学習推進基本構想の見直しに着手する。義務教育未修了者の学び直しのため、６年度から生涯学習推進センターで新講座を開設するほか、学習教材を作成する実証事業にも着手する。
１８日の１定道議会文教委員会における広田まゆみ委員（民主・道民連合）の質問で明らかにしたもの。
現行の第３次道生涯学習推進基本構想は平成２７年２月に策定。本道における生涯学習の基本理念を定めている。
北村英則教育部長は、構想策定時から人々の価値観やライフスタイルが大きく変化しているとし、道生涯学習審議会において不登校や日本語を母国語としない子どもへの多様な学びの保障を含めたこれからの生涯学習の推進方策を審議してもらう考えを示した。
加えて、６年度の道民カレッジ事業では義務教育未修了者を対象とした学び直しの新講座を開始するほか、道生涯学習推進センターにおいて学び直しに必要な学習教材の作成に向けた実証事業に着手し、本道における多様な学びの機会の充実を図っていく考えを示した。
(道議会 2024-03-19付)
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