伊藤組土建が学生とコラボ　現場写真の撮影者募る　インスタ等で　建設業をＰＲ

（関係団体 2024-04-05付）

建設業のＰＲに学生フォトグラファーを募集

　撮ろう！建設現場＃北海道の学生が写し撮る建設の今、そして未来―。伊藤組土建（株）（札幌、大谷正則社長）は８日から自社の工事現場を撮影する学生５人を募集する。学生の視点で捉えた現場写真を通じ、建設業のイメージ向上や関心を持ってもらおうと初めて企画した。写真部で活動する道内大学生と専門学校の写真学科に在籍する学生が対象となる。学生が撮影した現場写真は、インスタグラムで公開するほか１１月に札幌市民交流プラザで行う作品展に出展する。

　事業は建設業の魅力と存在意義を新たな試みで発信していくことが目的で、８日から５月２０日までの期間に対象者の撮影者を募集する。活動を通じて、同社では「学生の皆さんも将来を考える機会になり、われわれも交流や作品から新たな気付きを得ることに期待している」。

　応募方法はオンラインのポートフォリオサイトに、これまで撮影した作品をアップして公開ページのＵＲＬを、desk-genbasatsuei@itogumi.co.jpに送付すること。テーマの設定はなく、自信作や作風が伝わる作品１０点程度の応募を求めている。

　スマートフォンでの撮影の作品は対象外となる。　

　結果は６月３日に応募者のメールアドレスに通知。選出された５人は同社本社で開催する撮影前オリエンテーションで詳しい説明を受け、６～８月にそれぞれ指定された土木・建築現場で写真撮影を行う。

　賞金は参加賞として５００円分のギフト券、優秀賞１０人（撮影選出者５人含む）に５０００円分のギフト券、撮影選出者５人に現金３万円。

　問い合わせは、総務部広報ＰＲ課の橋田氏まで。電話０１１（２４１）８４７７。

　１１月１２～１８日に札幌市民交流プラザで行われる作品展では、インスタグラムに公開した作品から１人１０品を厳選して展示する。

　初日はオープニングセレモニーの催しがあり、同社から撮影者５人に対し感謝状と賞金を贈呈する。

(関係団体 2024-04-05付)