道図書振興協　６年度総会　会長に堀籠氏　道立図書館　９月１２、１３日に全道大会

（関係団体 2024-04-24付）

道図書館振興協議会総会

　道図書館振興協議会は１９日、札幌市中央図書館で本年度総会を開いた。事業計画では、９月１２日から２日間、札幌コンベンションセンターで第６４回道図書館大会、１１月１日に全道図書館長会議、１０月以降３回にわたって全道図書館専門研修を開催することなどを決定。役員改選では、新会長に道立図書館の堀籠康行館長を選出した。

　冒頭、堀籠新会長があいさつ。前年度、津別町図書館が開館したことや、道教委が第５次子どもの読書活動推進計画を策定したことなどに触れ「各図書館における取組の一層の充実が求められる」と述べた。

　少子高齢化や書店数の減少といった読書活動を取り巻く環境の変化を踏まえ「総会を本年度のスタートとして意義あるものにできれば」と呼びかけた。

　議事に移り、前年度事業、決算、会計監査報告を承認。本年度の事業計画、予算を審議し、いずれも原案どおり決定した。

　事業計画のうち、全道図書館専門研修について、テーマ「地域資料」を１０月１８日に旭川市中央図書館で、「修理・製本」を１２月１２、１３日に道立図書館で、「レファレンスサービス」を７年１月２４日にそれぞれオンラインで開催する予定。

　総会後、日本図書館協会の植松貞夫理事長が「図書館界の情勢報告～図書館をめぐる現状と課題等」と題して講話した。

　本年度の役員はつぎのとおり。

＝敬称略＝

▽会長＝堀籠康行（道立図書館長）

▽副会長＝前田憲一（札幌市中央図書館長）

▽理事（Ａブロック選出）＝中川伸明（千歳市立図書館長）、秋元秀樹（余市町図書館長）、石坂征和（市立富良野図書館長）

▽理事（総合振興局・振興局管内図書館協議会等選出）＝梶哲也（赤平市図書館長）、表誠（江別市情報図書館長）、伊藤信彦（市立小樽図書館長）、富田歩美（苫小牧市立中央図書館長）、村田美穂（新ひだか町図書館長）、落合仁子（函館市中央図書館長）、早坂靖（今金町民センター図書室事務局長）、登野千夏（旭川市中央図書館長）、長澤政之（小平町文化交流センター図書室社会教育課長補佐）、近藤みのり（稚内市立図書館長）、大林清司（北見市立中央図書館長）、永田拓也（帯広市図書館長）、志田嘉宏（釧路町公民館長）、堺啓（別海町図書館長）

▽監事＝上葛隆治（月形町図書館長）、相馬立法（恵庭市立図書館長）

(関係団体 2024-04-24付)