檜山教頭会　６年度総会研修会　会長に間宮氏　江差小　切磋琢磨し合える会へ

（関係団体 2024-04-26付）

間宮新会長

　【函館発】檜山教頭会は１９日、江差町内の檜山地域人材開発センター運営協会まなびっくで６年度総会研修会を開いた。会員２６人が参加し、本年度の事業計画を確認した。役員改選では新会長に江差町立江差小学校の間宮真一教頭を選出。間宮会長は「切磋琢磨し合える教頭会にしたい」と決意を述べた。

　開会に当たり間宮会長は「歴史ある檜山の学校教育のさらなる発展と推進には、教職員一人ひとりの資質・向上が不可欠。あらゆる教育課題に立ち向かうためには、組織としての研修と会員同士の強固な連携と親睦が不可欠」と強調。教職員の心理的安全性を保つとともに、質の高い学校運営に向け、少数の強みを生かした切磋琢磨し合える教頭会にしたい」と語った。

　本年度の活動方針には「児童生徒に生きる力を育むために校長を支え、教職員の資質・能力の向上を図り、全ての教職員が結束する学校づくりに努力する」など４項目を設定。重点には「檜山の広域性と教頭数の減少を考慮し、理事研修会の開催等と各町教頭会の活動交流を主体として檜山教頭会の組織強化に努める」など５点を据えた。

　研修活動では本年度、第１６次３ヵ年継続研究の２ヵ年目を迎えるため、前年度の課題や情報を共有した各校のふるさと学習について各町のデータベースを作成し、運用開始に向けた活動を進める。

　事業計画では６月１５日にせたな町瀬棚町民センターで開催予定の学校経営研修会で教育研究大会の発表者を選出。第５６回教育研究江差大会で提言発表を行うほか、次世代育成に関する座談会を行う予定。

　本年度の役員体制はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝間宮真一（江差町江差小）―新

▽副会長＝近藤覚（今金町今金小）―新

▽事務局長＝鎌田瑞己（せたな町瀬棚小）―新

▽事務局次長＝荒谷真一（江差町江差北小）

▽会計長＝栃木直子（乙部町乙部小）―新

▽研修部長＝稲船志津子（厚沢部町厚沢部小）―新

▽監査委員＝佐野秀輔（乙部町乙部中）―新、若林則幸（せたな町北檜山小）―新

(関係団体 2024-04-26付)