上川へき複連　６年度総会・研修会　委員長に桑原氏　幌加内小　９月１８日に全道大会開催

（関係団体 2024-05-08付）

上川へき複連・桑原新委員長

【旭川発】上川へき地・複式教育研究連盟は４月２５日、旭川市内の上川教育研修センターで６年度総会・研修会を開催した。役員改選では、新委員長として幌加内町立幌加内小学校の桑原久美校長を選出。桑原新委員長は「皆さんの力なくして、運営はできない」として、協力を呼びかけた。

冒頭、温泉敏顧問があいさつ。本年度に全道大会が開催されることに触れた上で「全道大会に向け、私たちがどんな授業を目指さなければならないのか、みんなでどんな授業を考えて発信できるかを考えながら取り組んでもらえたら」と述べた。

続いて、上川教育局の小倉賢治次長が来賓あいさつ。コロナ禍によって学校におけるＩＣＴ機器の利活用が飛躍的に進展したことを話した上で「学校教育活動をコロナ禍以前に戻すのではなく、ＩＣＴを取り入れた新しいものにしていくことが重要」と、今後の教育活動の在り方を示した。

議事に移り、各部の５年度活動報告や会計決算報告を一括で承認したあと、６年度活動計画などを審議。９月１８日に道へき地・複式教育連盟上川大会が開催されることや、代わりに実践発表会を開催しないことなどを確認した。

役員改選では、新委員長として幌加内小の桑原校長を選出。桑原新委員長は、前役員の抜けた穴はとても大きく感じると話した上で「皆さんの力なくして、運営はできない」とし協力を呼びかけた。

　役員はつぎのとおり。

＝敬称略＝

▽委員長＝桑原久美（幌加内町幌加内小校長）―新

▽副委員長＝工藤真（幌加内町朱鞠内小校長）―新、荒川美奈子（美瑛町美沢小校長）―新、馬場泰栄（中富良野町西中小校長）―新

▽事務局長＝早坂昌俊（富良野市鳥沼小校長）

(関係団体 2024-05-08付)