会長に深澤氏　札幌中の島小　道公教が総会研修会　６年度渡島大会　８年度全国大会へ

（関係団体 2024-05-23付）

あいさつに立つ深澤一寛新会長

　道公立学校教頭会は１７日、ホテルライフォート札幌で第５９回総会研修会を開催した。役員改選を行い新会長に札幌市立中の島小学校の深澤一寛教頭が就任。事業計画では道公教研究大会渡島大会を９月に開催するほか、７年度の道公教創立６０周年記念事業、８年度の全国公立学校教頭会研究大会札幌大会の開催準備のため委員会を設置することを決めた。

　開会式では野田隆之前会長があいさつしたあと、道教委の倉本博史教育長、札幌市教委の檜田英樹教育長（喜多山篤児童生徒担当部長代読）が祝辞を述べた。

　議事では６年度の活動方針や活動計画を決定。第１６次３ヵ年継続研究の２年目を迎える研究活動では「未来を切り拓く力を育む　魅力ある学校づくり～夢と志をもち　未来を切り拓く力を育む　活力ある学校づくりの推進」をテーマに研究を進め、研究大会渡島大会を９月２０、２１日、北斗市総合文化センターを全体会場に開催する。

　また、創立６０周年の節目を迎える７年度に向けて記念事業準備委員会を設置し、記念式典・祝賀会の内容を検討することを決定。８年度の全国公立学校教頭会研究大会札幌大会の円滑な大会運営に向けた準備を進める委員会も設置することとした。

　最後に役員改選を実施。深澤会長は、人材確保、人材育成、教育ＤＸ、いじめや不登校対策など様々な教育課題の解決に向けて、副校長・教頭に求められる職責が一層大きくなっているとし「持続可能な社会の創り手の育成と日本社会に根差したウェルビーイングの向上の実現のため、“研修”と“要請”の２本柱をより一層充実し、教育課題の解決に向け、各関係機関と連携・協働して取り組んでいきたい」と抱負を述べた。

　６年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝深澤一寛（札幌市中の島小）―新

▽副会長＝杉浦浩（恵庭市恵庭中）―新、豊崎東洋（留萌市東光小）―新、阿部智子（函館市青柳中）―新、永井歩（えりも町えりも中）―新、古村俊大（帯広市第四中）―新、新谷和彦（札幌市平岡中）―新

▽事務局長＝照井志暢（札幌市藻岩小）

(関係団体 2024-05-23付)