道特協　６年度定期総会　会長に佐々木氏　札幌新発寒小　１０月２４、２５日に十勝大会

（関係団体 2024-05-23付）

佐々木新会長

　道特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会（道特協）は１７日、ホテルライフォート札幌で６年度定期総会・研修会を開いた。１０月２４、２５日に第４９回経営研究会十勝大会を開催することなどを盛り込んだ事業計画を決定。役員改選では、新会長に札幌市立新発寒小学校の佐々木一好校長を選出した。

　開会に当たり、青田佳寿紀会長があいさつ（佐々木理事長が代読）。「本研修会は、本年度の活動に向けて示唆をいただくとともに、校長がより一層職能を高める貴重な機会となる」とし、充実した時間となるよう協力を求めた。

　研修会では、道立特別支援教育センターの柏木拓也所長が「特別支援教育の動向と直面する課題」と題して講演。また、道教委特別支援教育課の山内功課長補佐が行政説明を行った。

　議事に移り、本年度の活動方針、活動計画を審議した。

　活動方針のテーマは「共生社会の形成に向けて、一人一人の教育的ニーズに応え　豊かに生きる力を育む特別支援教育の推進と充実」を設定。重点として①特別支援教育の充実・発展を学校経営の柱の一つとして、充実に努める②職能の向上のための研鑚を深める③会員相互の連携や５ブロック２５地区の活動の充実・発展に努める④関係諸機関・関係諸団体との連携を図る⑤７年度道特協第５０回経営研究会西胆振大会の準備―の５点を掲げた。

　活動計画には、第４９回経営研究会十勝大会を１０月２４、２５日に開催するほか、９月６日に札幌市特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会（札特協）と合同で研修会を開催することなどを盛り込んだ。

　役員改選では、会長に新発寒小の佐々木校長を選出。佐々木新会長は「チーム北海道として、各地区の連携を大切に道内特別支援教育の状況について全国に発信していきたい」と抱負を述べた。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝佐々木一好（札幌市新発寒小）―新

▽副会長＝関敏明（札幌市発寒西小）、井上博文（札幌市宮の森中）―新、荻澤吐夢（札幌市栄町小）、本庄有希子（小樽市忍路小・忍路中）―新、里村徹（旭川市東光小）―新、浦上修一（函館市北星小）―新、赤塚恒太（苫小牧市澄川小）―新、福田由美子（釧路市東雲小）―新、牧伊津子（中札内村中札内小）―新

▽監事＝高橋智美（札幌市新札幌わかば小）―新、菅原伸一（札幌市東栄中）―新、熊谷清秀（石狩市花川南小）―新

▽理事長＝田古広（札幌市元町北小）―新

▽副理事長＝岡田一伸（札幌市苗穂小）

(関係団体 2024-05-23付)