【平成２８年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道女子体育連盟　黒井育子会長

（関係団体 2016-01-06付）

　謹んで新年のお慶びを申し上げます。日ごろより、本連盟の活動に対しまして、温かいご理解とご支援を賜り、心より厚くお礼申し上げます。

　昨年は、八月に札幌市立伏見中学校で開催いたしました「表現運動・ダンス講習会」に、全道各地から七十名を超える指導者・学生の参加がありました。中学校で「表現運動・ダンス」が必修化されて四年目を迎え、本連盟が学んできたことを全道の先生方にお伝えすることができ大変うれしく思います。また、十月に開催しました第四十六回創作舞踊発表会は、道新ホールを会場に、多彩な発表会となりました。さらに教材研究会では、仲間づくりに生かせるコミュニケーションゲームやヒップホップの動きと作品づくり等、すぐに実践できる内容で研修を深め、実り多い一年となりました。

　子どもの体力の低下・二極化が懸念されており、生涯にわたって体を動かすことの楽しさや喜びをもてる環境作りが求められています。ダンスはジャンルが多様で子どもからお年寄りまで、身体を動かすことの楽しさや素晴らしさ、味わうことのできる分野です。その素晴らしさ、また、その指導法のいくつかでも伝え広げることができれば幸いと考えております。

　本年も、これまでの成果を踏まえながら、より一層充実した内容となるよう、会員一同努めてまいりたいと思います。今後とも皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

▼新年度の事業計画（予定）

▽総会＝４月９日（土）

▽表現運動・ダンス講習会＝８月１３日（土）

▽第４７回創作舞踊発表会＝１０月２３日（日）

▽教材研究会第１回＝４月中旬～下旬、第２回＝１１月下旬

▼事務局＝武蔵女子短期大学（事務局長―桂玲子准教授）

(関係団体 2016-01-06付)