【平成２８年を迎えて　教育研究団体に聞く】北海道生活科研究会　山本豊会長

（関係団体 2016-01-06付）

　新年を迎え、謹んで年頭のごあいさつを申し上げます。日ごろより本研究会に対しまして、温かいご理解とご支援をたまわり、心よりお礼申し上げます。

　本研究会は生活科誕生に先立つ昭和六十三年に発足して以来、常に「自立への基礎を養う」という生活科の原点を大切にした研究を進めてまいりました。特に、学習指導要領においても強調されている「人とのかかわり」を重視した研究を早くから進めております。

　昨年は第二十五回北海道生活科研究大会を札幌市立東栄中学校を会場として開催いたしました。

　研究主題『ときめく出会い　ひびきあう活動　かがやく心』のもと、第九期研究の三年目として、「自覚的学習」「成長の可視化」を通して、「確かで豊かな生きる力を育む学びの創造」に迫る取組を提案いたしました。全道各地からご参会いただいた皆様と交流・研究を深め、成功裏に終えることができました。

　本研究会は、生活科という一つの教科を窓口として研究を進めておりますが、同時に、他の教科・領域等にも通じる子どもたちの可能性を引き出し、様々な場面において、自ら歩んでいける力を育むべく授業実践を積み重ね研究活動を進めてまいります。

　今後とも本会へのご指導ご支援をたまわりますようお願い申し上げます。

▼新年の事業計画

▽第26回北海道生活科研究大会

・期日＝１０月下旬（会場は未定）

▼事務局＝札幌市立北小学校（事務局長―長堀裕信教諭）

(関係団体 2016-01-06付)