新十津川町の２８年度予算案　新規に高校等通学支援など　教育費は７．９％増の４．６億

（市町村 2016-02-25付）

　【岩見沢発】新十津川町は十八日、二十八年度予算案を発表した。一般会計五十九億五千九百万円を計上し、うち教育費は前年度肉付補正後と比べ七・九％増の四億六千七百万円となった。

　新規事業では、遠距離の高校に通う生徒の定期券代を助成する「高校等遠距離通学者支援事業」として二百五十七万円、学校図書館の司書配置に百十七万円をそれぞれ計上した。

　このほか、学力向上対策に向けた人員配置として一千五百三十六万円を計上。内訳は学習支援サポーターが五百四十一万円、小学校教科担任講師配置が二百四十七万円、中学校教育充実指導講師配置が二百五十一万円、学力向上推進講師配置が四百九十五万円となっている。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▼一般会計

▽育英事業＝三、〇四七

▽高校等遠距離通学者支援（新規）＝二五七

▽私立幼稚園就園奨励費補助金＝一、四〇六

▽学校図書館司書配置（新規）＝一一七

▽生きる力を育む学校作り＝一四〇

▽学力向上対策＝一、五三六―人員配置

▽学校給食調理委託＝二、二五五

▽第三子以降学校給食費無料化＝三一一

▽体験学習推進＝七五―小学生通学合宿

▽母村交流事業＝二〇三

▽芸術鑑賞＝四九一

▽スポーツ大会助成＝二二〇

▽生涯スポーツ推進＝四〇二

▽ピンネスタジアムスコアボード＝四、七八一

(市町村 2016-02-25付)