栗山町の２８年度予算案　特別支援教育充実へ支援員、介助員配置

（市町村 2016-03-07付）

　【岩見沢発】栗山町は二月二十五日、二十八年度予算案を発表した。一般会計は前年度当初比一・九％減の七十七億六千六百万円。教育費は前年度当初比一一・九％減の五億九千五百万円で構成比は七・七％となっている。

　特別支援教育の推進に一千三百万円を計上し支援員および介助員を配置するほか、コンピューター教室の環境改善などＩＣＴを活用した教育の推進に二千百万円を計上している。

　教育関連の主な事業はつぎのとおり（金額単位・万円）。

▽ＩＣＴを活用した教育の推進＝二一三―コンピューター教室環境改善、ＩＣＴ学習環境整備検討

▽特別支援教育の推進＝一、三八三

▽いじめ・不登校等の未然防止＝一八〇

▽コミュニティ・スクールの導入推進＝一二〇―各小・中学校への学校運営協議会設置・運営、土曜授業の実施

▽各家庭の経済的負担の軽減＝二、四九二

▽介護福祉学校の運営＝一一、三四八

▽栗山高生資格取得支援＝一〇―資格取得経費一部助成

▽町民の多様な学びの機会づくりの推進＝五九

▽町民の読書活動の支援＝四、八四五

▽地域総ぐるみのふるさと教育の推進＝五九―地域教育協議会事業、学校支援活動、通学合宿事業実行委員会への補助

▽ふるさと自然体験教育の推進＝一、六二〇―自然体験プログラムの充実

▽生涯スポーツの推進＝三四四

▽芸術文化に親しむ環境づくりの推進＝三九四

▽少年ジェット派遣＝三五八―中高生海外派遣事業

▽青少年交流事業＝一〇九

(市町村 2016-03-07付)