１定道議会一般質問（２８年３月１１日）　グローバル化に対応し教育行政推進　郷土愛育む教育で知事・教育長が答弁

（道議会 2016-03-15付）

　一定道議会本会議（十一日）では、グローバル化と郷土愛について、質疑が行われた。

　高橋はるみ知事は「国際化が進展する中にあって、グローバル人材の育成が重要な課題」との認識を示し、「子どもたちが北海道への深い理解のもと、ふるさとや日本への誇りと愛着をもって、国際社会や地域社会の一員としてかかわろうとする気持ちを育むことができるよう、道教委とも連携しながら取り組んでいく」と述べた。

　柴田達夫教育長は「グローバル化が進む中にあって、北海道を理解し誇りをもつとともに、世界にも目を向け、貢献していくことのできる人材の育成が重要」との考えのもと、道独自の取組として、「北方領土やアイヌの人たちの歴史などに関する学習、地域に伝わる民俗芸能に親しむ機会の提供などを行うとともに、国際感覚を磨くイングリッシュキャンプの展開、ＩＣＴを活用した海外の高校生等との交流に向けた検討などに取り組んでいる」と説明。

　今後は、「わが国や本道の伝統や文化に親しみ、理解を深める教育の充実を図り、日本やふるさとへの愛情や誇りを育みながら、グローバル化に対応した教育行政の推進に努めていく」と答弁した。

　藤沢澄雄議員（自民党・道民会議）の一般質問に答えた。

(道議会 2016-03-15付)